日銀が国債を買うと
当ブログで、日本は大量の国債を発行してるから、借金を返すため金利が上げられないと書きました。
が、それが原因で、
日本の低金利が引き金となり、世界中で実需とかけ離れたマネーがさまよっていますとも書きました。
さて、今日読んでた本におもしろいことが書いてありましたので紹介します。
荻原博子著「10年後破綻する人、幸福な人」の48ページ。
「日本国債の約3分の1を持つ
日本銀行に、国は利息を払う必要がありません。
正確に記すと、
日銀に支払わた利息のほとんどは、日銀の利益として国庫に返納されます。
ちなみに、2014年に日銀から国に返納されたお金は7567億円。
つまり、日銀が大量に日本国債を買うと、政府は実質的には利払いが減り、借金が減っているのとおなじ効果になります」
荻原さんの本から考えると、
欧米が金利を上げると、追従してもそんなにおかしなことにならないのではないでしょうか。
マネーの暴走を防ぐ点からも。

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