今日の日経「経済論壇」から、
竹中平蔵氏は「成長のために必要なのは
規制改革だ」
「生産性の低いところから高いところへ資源の移動が必須で、
競争力の弱い企業の従業員は他社へと
労働市場の流動性を高める」
「分配は、ベーシックインカム」と、3つの指摘。
まず、規制改革というのが規制緩和をさすのか、規制する側なのかわからない。
規制をゼロにすれば、中国とユダヤ人企業、日本の上位5%に
利益が分捕られることになります。
労働市場の流動性というなら、流動先の、具体的な業界や企業名を書いてもらわないと。
当ブログで何回も書きましたが、これから伸びるであろう企業にたくさん
雇用するだけのキャパシティはありません。
ベーシックインカムについては、以下のページを参照してください。
https://yellow.ap.teacup.com/thinkmon/4383.html
さて、今日伝えたい本は
「違和感の正体(先崎彰容著)」の、92ページ。
ハンナ・アーレントによりますと、
帝国主義の特長は
「膨張」で、
具体的には「資本輸出」「人種妄想」「法律を無視した支配」
98ページには、中国帝国主義は
グローバリズムと言って差し支えないと新しい歴史観を伝えています。
「資本輸出」「人種妄想」「法律を無視した支配」をわかりやすく言いますと、
「資本(人・モノ・マネー)輸出」「人種差別」「無法地帯で商売」
鉄砲を持って、南アメリカに進入し、マヤインカ文明を滅ぼした例はその最たるもの。
ネット業界では法律が追い付かないのも「無法地帯での商売」ではないでしょうか。
資本の輸出もほどほどにしないと。
人・モノ・マネーの過剰輸出は、輸出を受けた国にダメージをもたらします。


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