今朝のニュースでインドで中小零細企業が「アマゾン反対」運動を展開してるとか。
アマゾンは、世界各地に出店し、その国の利益を根こそぎ収奪するビジネスモデル。
彼らの武器は、価格破壊と最先端テクノロジー。
関税がなければ当然、その国の産業は潰れます。
昔ヨーロッパでは、北欧から
バイキングが南下し、
ヨーロッパ各地からあらゆるものを収奪し北欧へ持って帰るということがおきてました。
バイキングに恐れ、なんとかしなければならないと。
バイキングにキリスト教を教えることによって、収奪はなくなったそうです。
アマゾンをみてまして、バイキングを連想するのは僕だけでしょうか。
便利を提供してくれるだけなら、だれも文句は言わないでしょう。
幸福になれるなら、喜ばしいことです。
が、
その先に、その国の職業が無くなったり、その国の企業がカネで買われる。
収奪されるなら反対なんですよ。
アマゾンは、
日本では今期初めて、まともに税金を払いました。
それまでは脱税か節税かわかりませんが、
払わなくてよい手を使っていたようです。
テクノロジーの劣る国の利益を収奪するなら、来ないでほしい。
他国を襲撃する欧米人を考えるとき、
スペインが南アメリカのある国を滅ぼした歴史をみるといいです。
ある本に書いてありましたが
当時、スペイン人はヨーロッパ人以外の人は動物と考えていたようです。
南アメリカの民族の家へ押し入り、
犬が腹が減ってわんわん鳴いていたそうです。
するとスペイン人はどうしたと思いますか。
女性が抱いていた赤ちゃんをとりあげ、犬の餌として与えたとか。
今の世、欧米人の大半はよい人ですが、
こういう輩も残っているのかもしれません。
アマゾンの社長は世界一の金持ちだそうですが、
恵まれない人にいくら寄付しましたか。
人間は集団生活する動物です。ひとりでは生きていけないのですよ。
収奪するものがなくなったとき、アマゾンは潰れるのでは。

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