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先週、「アメリカ人はトランプを選びました」
ぼくはだいたいのことが分かってますよ。最近、疲れているから、書いてないけどね。
トランプを選んだのは、真面目な白人。つまり、中間層なんですよ。

東西冷戦時は、
エリート＋真面目な中間層　対　肉体労働者　といった構図だったのです。

雪解けとともに、
社会主義国が自由主義となり、工場は安い労働力ある旧社会主義国に移り、
日本では工場がどんどん減っていきました。
肉体労働者をまとめていた真面目な中間層の職も旧社会主義国に奪われています。

これからの構図は、
エリート　対　真面目な中間層＋肉体労働者　になるのではないでしょうか。

エリートだけしか生き残れない先進国。
ここに大問題があるのですよ。
真面目にやってきた中間層を粗末に扱った結果が、トランプの勝利につながったのですよ。

この流れを放置すれば、10年ほど前、ノムヒョンを選んだ韓国のように、
真面目な中間層が左翼思想に染まることになるでしょう。