先日、
アメリカは
中国の人民解放軍の幹部5人を指名手配しました。
「パソコンぐらいでそんな」と思う人は事の重大さが分かってない。
実はぼくも分かってなかったのですが、
アメリカの国防総省は、サイバー空間を陸・海・空・宇宙と同じぐらい重要な戦域と定めたそうです。(富坂聰著「中国人民解放軍の内幕」の210ページ)
サイバー攻撃で何がおこるか。
コンピューターから
マル秘情報を盗むだけでなく、
コンピューターウィルスを感染させ、コンピューターに誤作動を起こさせるのが狙いだとか。
今や、家電は全自動が当たり前の時代です。
この全自動システムがうまく動いているときは快適な生活ができます。
しかし、間違った動きをしだすと、手がつけられなくなります。夏というのに暖房になったり。
軍の空爆やミサイル、特殊部隊といった行動がコンピューターの綿密な分析結果からの指示で動いていたら、どうなりますか。
その大切な、
国の命運を握るコンピューターが中国のウイルスに感染し、
誤作動し、空爆やミサイル、特殊部隊に指示したら。。。考えただけで恐ろしいですね。
中国のサイバー攻撃は、コンピューターウイルスを作ってアメリカ防衛省に送ることで、
金はかからず、アメリカが自滅していくストーリーを描くことなのです。
冷戦も実働がない戦争でしたが、
今や
コンピューターが勝手に戦争をやってくれる時代になってしまったのです。
中国という国は本当にケシカラン国なんですよ。
(詳しく知りたい人は、
富坂聰著「中国人民解放軍の内幕」)

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