きのう、
嘉田氏が「日本未来の党」を立ち上げました。
目玉政策が
「卒原発」とありましたが、
「卒原発」というのなら、
原発からどういうエネルギーに替えていくのか筋道を語ってほしい。
ただ「原発がイヤだから」というのだったら、
なにより大切な「現実」を棚の上に置き、
「未来」という幻想に酔っていることになる。
これだったら、政治家失格ですよ。
「卒原発」というのなら、次のエネルギーへの道筋を具体的に話すべきです。
日本はエネルギー資源のない国。
北欧の風力発電なんかに期待を寄せているようでは話にならない。
人口1億3千万人を養っていくのに、北欧はモデルにならない。
北欧のように豊かな天然ガスがありますか。
石油や天然ガスがあるところは、「油を売って暮らしている」が実態なんです。
だから、
こんなこともやってますと「風力発電」なんかを上げても、それは飾りにすぎない。
その国は何で食っているかを考えないといけないんじゃよ。
日本人ならみんな「原発」を使わないエネルギーを望んでいます。
日本が資源のない国であるという現実を考えると、
次のエネルギーが見つかるまでは、原発を徹底的な管理のもとでやっていくしかないのです。
現実を冷静に見ず、
アレルギー反応のように、極端から極端に走るなら、日本はどんどん沈んでいきます。
そして、
反対論者、現状維持派が、「この指とまれ」式に集まってきていますが、
政権をとった
当時の民主党と同じではないでしょうか。
自民党の政治を変えたいという
アンチ自民で集まって、
実際に政権をとったら、もともと考え方の違う人たちだったので、まったく前に進まない。
まともな話し込みもしないで、集まるであろう「日本未来の党」は信用できないね。

1