自民党総裁選は、安倍晋三氏に決まりました。
今選挙で印象深かったのは、前総裁の谷垣さんです。
野党党首として、すばらしかったのではないでしょうか。
潔い身の引き方に好感をもった人が多いと思います。
ありがとう、谷垣さん。
さて、安倍氏がトップにたちました。
ぼくはかねてから「円安にしなくてはならない」と言ってきました。
日銀が決めることに口出しはできないといっても、
20年不況続きの元凶は、円安にあるのですよ。
ある人は「いいものをつくれば売れる」と言います。
しかし、
いいものをつくっても値段が高ければ買ってくれないのですよ。
経済政策といえば公共事業としか考えない人たちは、国内しかみてないのです。
円安になれば、海外にものは売れ出し、
出て行った工場も帰ってくるかもしれません。
そうなれば雇用も増えます。
円高は国益だと声高に言っている大学の先生がいますが、
この人たちは、収入で困っていないのです。
クビにならない環境で働いている人が、生活のきびしい人たちの気持ちが分かるはずがありません。
円高で好調なのは、開発力や特許のある企業。
金融業など、勉強のできる人たちは円高でいいと言っているのですよ。
アメリカが怖いから「軍事、通貨、金融には手をつけない」とよく言われます。
こんな政治家は辞表を書いてもらいたい。
通貨や金融(保険的なリスク管理金融商品)はアメリカとうまくやっていくべきなんです。

4