「大阪都構想」実現に向け、国会議員の方々が動いてくださっていることはたいへんありがたいことです。
しかし、「大阪都」でなく「大阪府」を考えているようです。
太平洋戦争までの日本は「大阪府」「京都府」「東京府」の3府だったんです。
東京府は2重行政解消を目的に「東京都」にかえたんです。
それも、太平洋戦争真っ只中に。
国民は疎開したり、戦争でたいへんななか、
大政翼賛会が「東京府」を「東京都」に変えたんですよ。
戦争で疎開先から戻ってきたら、東京は東京都になっていたというのが真実なんです。
東京一極集中をなおしていく意味でも、
大阪は「大阪都」にすべきです。
「都」と「府」ではインパクトが違う。
東京人たちの「東京が日本一の街であってほしい」という気持ちは分かります。
しかし、大阪人たちも「大阪が日本一の街であってほしい」と思っているのです。
関東の人たちは首都を継続したいのなら、
「東京中心主義」という座標軸を「日本全体を考える」に移さないといけない。
そうでないと、首都移転もありうるよ。東京一極集中体制の害は次回書きます。

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