うなぎの値段が高くなりました。
うなぎがとれないから高くなったのです。
「当たり前じゃないか」と、こんな声が聞こえてきました。
物の数が減ると、価格は上がっていきます。
物の数が増えると、価格は下がります。
「当たり前じゃないか(怒)」
物だけでなく、サービスにも価格がつきます。
サービスに人気があると、価格は上がっていきます。
サービスが不人気なら、価格は下がっていきます。
さて、
物の数やサービスの人気が同じでも、価格が上下することもあります。
お金の量が増えると、物やサービスの価格は上がります。(インフレ)
お金の量が減りますと、物やサービスの価格は下がっていきます。(デフレ)
このお金の量を調整しているのが、日銀(日本銀行)です。
日本銀行は「円」の量を調整しています。
「当たり前じゃん」
世界には「円」の他、「ドル」「ユーロ」などさまざまなお金があります。
日銀は日本国内の「円」の量を管理しています。
たとえば、
日銀は円の量を現状維持する政策をとったとしましょう。
しかし、
アメリカが国際通貨「ドル」をどんどん増やしたら、どうなるのでしょう。
増えた「ドル」が「円」に換金されたら、「円」は高くなっていきます。
1ドル78円。
だから、
通貨政策は世界市場で見ていかなくてはいけないのじゃあありませんか。
日銀がいくら「円」を管理しても、「ドル」や「ユーロ」が増えていけば、なんにもならない。
国内だけでなく、
「ドル」「ユーロ」「円」など、世界にあるお金すべての量を考えないと。
世界に流通するお金
「ドル」「ユーロ」「円」など、が増えれば、「物」「サービス」の価格は上がっていきます。
上がると、バブルが発生します。減ればその逆。
「ドル」でも「ユーロ」でも「円」も、世界に流通するお金の量が多すぎるから、
「バブル」が発生するのですよ。
日銀は、
「円」の量だけでなく、「ドル」「ユーロ」などの管理にも、
口うるさいオッサンと言われるぐらいにならないとね。


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