大阪で悲惨なひき逃げ事故がおこりました。
ひどいヤツがいるもんだと誰もが思ったことでしょう。
今朝「みのもんた朝ズバッ! 」を見ていましたら、このニュースを取り上げていました。
流れたニュース・テープを見ますと、
まず
「阪神」という交差点を画面いっぱいにアップ。それから悲惨な事件を報道したのです。みなさん、このつい見逃してしまうシーンですが。ここが大切なポイントです。
もしこの事件がTBSのある赤坂でおきたとしたら、「赤坂」をアップにしますか。
わたしは、悲惨な事件から阪神をイメージさせる意図的なものを感じました。
大阪への対抗意識の現われなんです。こんなことが戦後60年、東京キー局の全国ネットで続けられてきました。
5年ぐらい前から、こういうのを感じたら、抗議してきました。そのせいでかなり減ってきてはいますが、まだやっているとは驚きです。
東京キー局は、東京で凶悪事件がおきたら、足立区なら「足立区」として取り上げ「東京足立区」とはしません。町田市なら「町田」だけとりあげ「東京」をいれません。
これは新聞でもそうなのですよ。
しかし、足立区でオリンピック金メダルの選手がでたなら、「東京足立区」とし、
町田で感激するようなできごとがおきたら「東京町田市」として報道するのです。
大阪はこの逆で報道されます。【もちろん、こんなことをしないフジテレビのようなしっかりしたキー局もあります】
つい気づかないようなことですが、
潜在意識にインプットされていきます。視聴者が言わないと、ずっと続けていますから。
大阪を下げることで東京が上がる。
地方を踏み台にしてると疑われても仕方ないでしょう。

0