最近のコマーシャルで、東京ミッドタウン等をとりあげて
「東京が大人の街になりました」というのがあります。
これは、明らかに京都を意識しています。学生はイメージで集められますが、
大人はイメージだけでは無理。本物でないと来ません。
関西では「大阪・京都・神戸」のことを「現在・過去・未来」と呼ぶそうです。
「大阪と神戸」は「現在と未来」を語る街づくり。
しかし、「現在・未来」コンセプトは、「東京」に吸収されてしまいました。
逆に
「京都」の「過去」コンセプトは、関西陳腐化戦略があろうと、古くなればなるほど光ってくるのです。
でも、「東京」は「大人の街」コンセプトで、
京都を訪れる人をも東京へ吸収しようと企てています。
「なにもかも一番でなくてはならない」という東京の強欲がここにあります。
キー局を分散していない現状では、
正々堂々の都市間競争ではありません。
財閥は解体しないと、ますます大きくなります。
東京の利権を全国に分ける。これにつきます。

0