通知票も管理職に提出でき、後残るは要録と子どもたちに返却すべき書類の整理。それに加えて、授業ではクラスの文集作りを行っています。
通知票は子どもたちも気になるものだということは、私も実感としてあります。
実は、教師の立場からしても、4月からの子どもたちの成長と、自分の1年間の取り組みの成果がどのように現れたかが、それなりに出るものとして、毎年この時期の成績付けは楽しみなものです。
大概は、思うように子どもたちを延ばしてあげることができず、自分の無力さを噛締めるものですが、今年はちょっと違いました。評価を甘くしたわけではないのに今年は全体的に子どもたちによい評価が多く見られました。
それも、学習が好きだったり、得意立ったりする子が伸びるのではなく、これまでいろいろ課題のあった子や勉強を苦手としていた子が、力を付けていました。
これは授業をしていても強く感じることでしたが、ペーパーのテストでも改めてはっきり結果が出ていました。
所見欄に子どもたちの素晴らしい所や頑張りを、保護者の方にお伝えするのはもちろんなのですが、こうやって子どもたちに良い結果を出させ、自信をつけさせることで、より良い笑顔を引き出すことが、今年度の自分の願いでもあったので、これは嬉しい結果でした。
実際、教師としての技術も腕もまだまだな私ではありますが、少しでもこのような結果を出すことができると励みになるものです。この通知票を見た子どもたちがどのような顔をするのか楽しみであるとともに、もし、驚くような良い表情をしてくれれば、これまでの疲れも、きっと吹っ飛ぶんですけどね


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