2011/9/19

2011 アイアンマン セントレア70.3  トライアスロン

 人生三度目のトライアスロン出場。今回出場したのは
 
 「 IRONMAN70.3セントレア常滑ジャパン 」

 一般的なオリンピックディスタンスのトライアスロンは Swim 1.5km、BIKE 40km、RUN 10km。
 今回のは Swim 1.9km、BIKE 90km、RUN 21km。トライアスロンでは「ミドル」といわれる距離。初出場なので当然体験したこと無い。



 前日入りし、中部国際空港内で行われる競技説明会に参加。これに出ないと出場できない。
クリックすると元のサイズで表示します
 白戸太郎氏がご挨拶。

 約1,300人あまりが出場する為、4回に分けての説明会で僕は最後の回に参加。
 「昨年この大会に出場したことがある人は?」
 という質問で挙手をした人は意外と少なく驚いた。ちょっと安心。
 明日は海の荒れ具合でコースが短縮になるようだ。1900から1200に。頼むから1200になれ!と祈った。

 説明会後に別室で選手登録。身分証明証、保険証のコピー、誓約書、JTU会員カードを提示しゼッケンをもらう。戻る途中でアイアンマングッズを記念に購入。ジャージが安くて飛びついてしまった。

 車に戻ってバイクの準備をしシャトルバスでスタート地点に向かう。台風の影響でめっちゃ強風。今回持っていったホイールはPROFILE ALTAIR80前後。横風がものすごく心配。
 前日にバイクトランジットエリアにバイクを預けるため、サイコンとか盗まれへんか心配になる。なんせ、一晩も自分のバイクを屋外に置くなんてことは自転車屋になって初である。ゼッケンを付けて、トランジットエリアでバイクチェックしてもらう。ヘルメットのアゴヒモの長さまでもチェックが入る。2mmほど引っ張って勘弁してもらった。いつもと違い結構きびしい。

クリックすると元のサイズで表示します
クリックすると元のサイズで表示します
 バイクチェックの風景。

クリックすると元のサイズで表示します
 トランジットには1000台近くの自転車が。いろんなバイクがある。
 一番衝撃的だったのはBMC Time Machine TT01が置いてあったこと。所有している人をはじめて見た。

クリックすると元のサイズで表示します
 スイムフィニッシュのフロートを接続するスタッフの皆さん。ご苦労様です。準備ありがとうございます。

クリックすると元のサイズで表示します
 バイク用品を入れたトランジッションバッグ。これも前日にお預け。当日でもOKだけど慌てないように僕は前日にお預け。ラン用品を入れたバッグも預ける。


 準備完了後ホテルへ。今回の宿は東横イン。いつもいろいろアドバイスいただいているU松夫妻と一緒に晩御飯。U松さん夫妻はアイアンマンの常連なのと夫婦共々カッコエエのでリスペクトされる。全員しょうが焼き定食をチョイスしたのが面白かった。ちなみにアイアンU松婦人はご飯大盛りだった(笑)
 
 U松婦人 「水温28℃だとウェットスーツ着用不可だよキャハハ」

 聞いてないよ〜死んじゃう死んじゃう。僕にとってはライフジャケットみたいなもんだ。頼むから水温下がれと祈った。しかも海は荒れてるし不安だらけ。自分の中で怖いのはやっぱり「水泳」。ご夫妻は当然余裕で明日が楽しみでしょうがないっぽい。

 コンビニでアイスを買って、外に出ると選手であろう人たちが「パンク」トーク。そんなこと言ってるヤツがパンクするんだよ。と嫁に話す。

 晩飯後、風呂にはいって即終身。9時には寝てた。子供の夜鳴きで数回起きたけど良く眠れた方だ。



 〜レース当日〜


 4時起床。東横インは今回の出場者向けに朝食の準備が早い。レース3時間前に食べておきたいのでこれはすご〜くありがたかった。食べ物も充実してたけど、僕はいっぱい食べるとスイム中にゲロって魚のエサをばら撒くことになるので、アンパン2個、ウインナーパン2個、フルーツ、アセロラジュース、コンソメスープで終了。スイムさえなければホントはもっと食べたかった。ちきしょう。弱い胃腸と三半規管を恨んだ。

 着替えて準備しシャトルバスで出発。東横インは安いけどサービスがホントええな〜。バスの中ではすげ〜ドキドキ。頼むから1200。と祈りつつ会場入り。

 まずはボディナンバーを書いてもらいに行く。あれ?みんな腕に書いてる…。「ウェット着用不可」と場内放送が聞こえる。
 これ聞いて腹をくくった。

 書いてもらう女の子に最後の悪あがき

T  「ウェットスーツってダメなんですか?」
女性 「念のため手の甲にも書いときましょうか」

 腕と手の甲にダブルで書いてもらった。これでいざという時にウェットがきられる。水温に関係無くきたろかとおもってたし。

 インフォメーションボードを見に行くと

 「水温28℃ 1200m」
 
 おっしゃ〜1200m!ちょっと安心。でも1900もチャレンジしてみたかった気もする。

 ちなみに

◦水温24.5℃以下の場合、ウェットスーツ着用可
◦水温28.8℃以上の場合、ウェットスーツ(セカンドスーツを含む)着用禁止
◦水温24.5℃〜28.8℃の間の場合、ウェットスーツ(セカンドスーツを含む)着用可だが、着用した場合は世界選手権の権利や表彰の対象外となる

 着用決定。助かった。表彰なんかされるわけ無いので。


 バイクのところに行って食料とドリンクをセット。ぶらぶらしてたらU松夫妻はもう泳いでた。
 「気持ちいいよ。プールみたい」
 気持ち悪くなるし止めときますハイ。と不安げにブラブラ。
 スイムアップギリギリでウェットを着る。やっぱりスイムアップしようと思いスイムアップエリアに向かうとMさんに遭遇。アップすると言うので勇気が出た。どんなけチキンやねんと自分が情けなくなる。で一緒に50mほど泳いで終了。これで1250になったか。

 そうこうしてると召集開始。

 僕は第3ウェーブ。今回は年齢別になってる。ウェットスーツ着てる人が多くてちょっと安心。ツワモノはもちろん水着オンリー。スゲ〜。第2ウェーブはリッチな社長さんと元プロ野球選手の古田がいました。

 定刻どおりスタートしていく。今回はフローティングスタートで浮いたまま号砲と共にスタートする。初体験だが、浮いてるのに脚を使うので、早速ライフセーバーのボードに捕まる。いい場所取りができた。

 そしてスイムスタート。おりゃ〜と泳ぐ。バトルしたのはほんのちょっと。みんな速いので置いていかれる。とりあえずのんびり泳ぐ。今までで一番穏やかに泳げた。第一ブイを通過後しばらくすると5分後にスタートした第4ウェーブの人たちに抜かれる。第二ブイあたりで第5ウェーブの速い人たちに追いつかれる。メッチャはえ〜。
 第三ブイを回ってゴールへ。なんかすげ〜短く感じた。多分28分くらい。ちなみに速い人は14分くらいだったみたい。スピードが倍違う(笑)

 トランジットバッグを受け取るテントで着替え。ここがオリンピックディスタンスと異なる。バイクの距離が長いので、バイクウェアに着替える人もいる。僕も上着はバイクジャージを着用しました。ちなみに

・ウェットスーツの片づけ。
・ヘルメット被る
・バイクジャージ着る
・アームカバー着用する
・ソックスを履く
・バイクシューズを履く
・ジェルを食べる。 

 すげ〜ゆっくりしたトランジット。だいたいアームカバーつけてるの男子では僕だけじゃなかろか。やっぱ

 「美白」

 日焼け嫌いなんですよね。


 バイクに向かうと 僕の FELT DAちゃんが寂しそうに待ってる。マジでぽつ〜んとしてた。みんなはえ〜。

 そして出発。やっと陸地に帰ってきたよ。90kmもあるのでスタートもマッタリスタート。後続に抜かれまくる。平地遅いし。なんかアップダウンがいっぱいあるらしいし。とりあえず最初のアップダウンがあるとこまではマッタリ走行。

 最初は狭い道をいっぱい走る。道もさほど良くない。コーナーも多く段差も意外とあって噂どおりだった。序盤はほんと結構な人に抜かれた。みんなマジで速い。これで90kmもつの?ってくらいのスピード。

 序盤で第4ウェーブのMさんに抜かれた。はえ〜。絶好調やん。一応三分の一の30km地点までは様子見って感じで走る。
 だんだん、前輪のエアが気になる…「まさかやったんちゃう?」でも走れんこともないしなぁ。と思いつつも走る。そう、パンクしたのだ。

 パンク対策でタイヤシーラント入れてるのでスローパンク気味にエアが抜けてる感じ。段差での衝撃が過敏になってきてるのと、明らかにタイヤの凹みが大きい。ちょっと焦る。
 
・止ってタイヤ交換。
・エアだけ補充。
・そのまま走行。

 この三択で悩んだけど、時間的ロスを考えてそのまま走ることを選択。あとで考えてみたら序盤だったのでエアを入れればよかった。タイヤ交換は萎えるしなぁ。
 段差は前輪の加重を抜く感じでクリア。おそらく5気圧はキープしてそうなので走れんことも無い。しかしコーナーは怖いので直角コーナーはかなり減速し進入を繰り返す。

 34km地点のエイドは水ボトルだけもらう。ぶっちゃけまずかったので水道水っぽい。サドルの後のボトルケージに入れる。このあたりは走りやすいとこが続く。
 どのへんか忘れたけど、第7ウェーブのU松さんの旦那(52歳)にぶち抜かれる。メチェメチャはえ〜。スピードが違う。さすがアイアンマン。まるでトイレに駆け込む勢いだ。

 さすがに1000人以上が走るのでバイクが途切れることが無い。今回はドラフティングをする人もいない感じで、みんなマナーが良く且つアグレッシブに他者とのバトルを楽しんでる。なんかMTBのレースみたい。そんなとこもトライアスロンのバイクセクションの好きなとこだ。ちなみにBMC TT01の人と知らず知らずの内にバトルになってたようだ。抜いたり抜かれたり。近づくたびにバイクを観察。自転車マニアなので気になってしょうがない。

 どこかわからんけど、聞いたことある声が。まさかのチヨミオバチャンが応援してくれてた。いつもありがとうございます。

 補給はバッチリでハンガーノックの気配は無い。しかし暑さが結構厳しい。水被ったりしてドリンクが無くなりつつあるので70km地点のエイドでピットイン。給水、パワーバー補食、アクエリアス補充。で出発。折角ピットストップしたのにここで空気入れれば良かったとあとで後悔。しかしながらピットインの選択は良かったようで回復できた。

 いよいよフロントのゴツゴツ感が強くなってダンシングして前加重するとゴリ付く。75km地点のメカニックエリアまで耐える。到着後シマノのメカニックのク〇カワさん発見!

 T 「パンクした〜。空気入れて〜」
 ク「タイヤ交換します?」
 T 「あと15kmやしエアだけで、シーラント入れてあるし。」

とりあえず多めの9気圧をぶち込む。何とかもってくれ。高圧でシーラントが詰まることを期待。
 走り出すとメッチャ軽い。やっぱりもっと早めに対処しとけばよかった。確実に選択ミス。いい勉強になった。一応残り距離も少ないのでガッツリ走ってみる。エアが戻ったのでコーナリングも全然怖くない。

 3時間半くらいでバイク終了。獲得標高は1000m越えてたので意外とタフなコースだった。

 
 バイクラックに掛けいよいよ最終種目のランへ。水を被ってコーラを飲んでさっぱりし走り出す。
 
クリックすると元のサイズで表示します
嫁撮影。なんと姉と甥っ子も応援に来てた。しんどい時の声援は嬉しいね。

 バイクでセーブしたせいか遅いけど脚を攣る傾向は無い。しかしメッチャ遅い。ペースがわからんくらい遅い。バイク後のランはホントにキツイ。最初の折り返しでMさんとすれ違う。メッチャキツイ。そして暑い。だいたい2〜3kmごとにエイドがある。一番最初のエイドでもコーラ&水かぶり。

 そして4km地点で心が折れた。ポキッ。久々に

 「空、青い 

 痛恨のランストップ。あかん、もう無理、走れん。ウォーキング開始。情けないが自分に負けた。とぼとぼ歩く。そんななかも声援してくれる地元住民。すると後から肩を叩かれた。341番の選手だった。

 341番の人 「マイペースで頑張りましょう」

 笑顔で話しかけられた。メッチャええヤツやン。僕のゼッケン340番、バイクトランジットが隣で前日にちょっとだけ会話した方だ。ちなみにKUOTA KUEEN KでDi2でBORA。バイクも覚えてる(笑)ワタシ自転車マニアなので…。

 次のエイドまで歩く。ダメ男丸出しだ。エイド到着後はまたまたコーラと水かぶり。ジェルブラストと塩飴ももらって出発。

 なんと 復活

 すげ〜。なんかわからんけどランできる。意味がわからん。ペースは遅いけど淡々と走れる。やっぱコーラはスゲ〜。
 コース沿いのアパートの住民がなんと水を配ってる。なんと嬉しい。水もらったら「ウエサカ頑張れ!」と応援された。ぶっちゃけ誰かわかりませんでしたが声援ありがとうございます。

 各エイドでアクエリアスとコーラと塩飴をとりまくって走る。水は毎回かぶる。そして海岸沿いでMさんに追いついた。どうやら脚を痛めたらしい。いつもランも速いのでビックリ。やっぱりアイアンマンは厳しい。

 海岸沿いを走り続けるとようやくゴールが見えてくる。

 そのころウチの娘さんは 
クリックすると元のサイズで表示します
 砂浜であそんどりましたとさ。

クリックすると元のサイズで表示します
 娘の18年後。この人スゲ〜カッコいいんです。


 ゴールが見えてもそこからまた遠く、一度ゴール付近を通過後グルグル回って戻ってくる。これマジで萎えます。なんせ10km近くあるし。精神的ダメージはかなりデカイ。

 ランでMさん、M尾さん、N脇さん、K東さんとすれ違ったようだけどわかったのはMさんとM尾さんだけ。
 最後のエイドでコーラをWでいただきラストに備える。最後と思ったらもう一個あって飲みすぎた。
 M尾さんの追い上げがすごかったのでオレも頑張ってみた。

クリックすると元のサイズで表示します
 ゴール前のストレート。やっと終わる〜。

クリックすると元のサイズで表示します
 総司令官(嫁)が 「ダッシュしろゴルァ!」と言うのでファイナルダッシュの図。前の人抜けました。

 ゴールタイム、6時間30分くらい。遅い分競技時間長いわ。1時間6,500円くらいの換算かな?

 完走賞をもらいに行ったら、プリンタの調子がオカシイとのことで後で来てくださいとのことでめんどくさくなったのでメダルとシャツとタオルをゲットし撤収。

 ホテルでU松夫妻に会ったので、結果を聞いたら旦那さんは年齢別2位とのこと。ウェットスーツ無しなのでホントは一位のはずだったのによくわからん。奥さんはなんと痛恨のバイクコースミスでリタイア。完走してたらきっと良い結果だっただけに残念。
 ちなみにこの旦那は、ななななんとランの時に計2回もトイレに駆け込み排泄物を出し軽量化したらしい。ある意味出し切ったって感じ(笑)強い男はレース中ウンコしても速い。

クリックすると元のサイズで表示します
 近藤産興の社長 VS U松さんとそれを撮影する奥さん。カッコいいぜ。

 そして驚いたのが、もう一人
クリックすると元のサイズで表示します
 K東さんが2位になってた。すげ〜。カッコエエよ。

 そしてさらに驚いたのが、同日に行われた王滝100kmでキンニクマンことT賀さんが3位入賞したとの速報が。みんなすごすぎ。やっぱスポーツってええなぁ。

クリックすると元のサイズで表示します
 今回の相棒。FELT DA 結局54-42でカセットだけ12-27にして走行。39-25とあんまし変わらんのでこれで走りました。厳しすぎる登りが無くてよかった。

 
 常滑市民の皆さん、ボランティアの皆さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました。こんなイベントはなかなか無い。ゴールしたときの感動もデカイけど、沿道の声援はホントに嬉しい。辛いけど復活するもんね。こりゃ出た人しか味わえんよ。トライアスロンやばいね。だいぶはまっちゃった。やっぱりなんでも体験してみないとわかんないね。
10



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ