初売りのお知らせ
豊紀岩尾伊勢志摩国御海苔五種詰 2/18(土) 19(日)
於・伊勢河崎モナリザ 11:00 - 17:00
岩尾海苔のあれこれ物語 中谷火鉢で海苔炙り試食
ローカル色満載の五種類の海苔セットを販売
各産地5枚、合計25枚入り(能書き、炙り方に保存法、味の覚え書き付き)
ワンパック¥1,500 ツーパック割引¥2,500
いずれも税込み価格
ボクの前口上では紙面構成の関係で記しきれなかった 2033 とこの豊紀岩尾ブランドについて少しご説明をさせてください。
始まりは EVERY 20 YEARS といって先の遷宮(2013)の数年前 2006年にデザインを起し、そのT-shirts を沢山の人に買って着てもらったりしてました。それは、I ❤️ NY のサインをみんなで共有するようなデザインムーブメントへの挑戦でした。伊勢志摩をデザインしたいな、それを通してその魅力の発信とともに、そこに住まう人達の何かしらの喚起にもなれればと思ったのです。
伊勢に住まってる方はご存知のようにどうしても遷宮を20年に一度のピークで、それがクライマックス(変な表現です?)だと捉え商いも人も踊りたがります。ハレがあってケがあるのは分かるんですが、ピークにばかりフォーカスせずに今や明日をコツコツと創造することを大事に取り上げていきたい。そんな伊勢志摩をデザインを通して何かにしたいというのが 2033 ni maru san sanです。2033 はずばり次の遷宮の年でもありますが、ここでは漠然と我々の近未来という受け取り方をしてもらえれば幸いです。
そしてこの 2033 で伊勢志摩の様々なモノゴトや人と組むことでひとつのコンテンツを作り、それをデザインしていろんな小冊子や付録の集合体となる、限定数のアートブックスの構想があり、それの準備も進めています。そのひとつのコンテンツが今回の「豊紀岩尾」なんです。海苔の詰め合わせで旗揚げしますが、本編はこれに止まらず、岩尾くんというユニークな人物をナビゲーターに、海苔を通して地域や日本や海や自然や環境を考え直し未来へ紡ぐプロジェクト(ちょっと大袈裟か?)として進行中です。
最後に岩尾くんは鳥羽市水産研究所の公務を持っています。今回のボクとのこのセッションにおいて彼には報酬は発生しません。その代わりと言うのも偉そうですが、岩尾くんという人物をデザイン編纂しアーカイブとしてのビジュアル添え読み物エンターテイメント化したいと思うんです。このブランドネーム「豊紀岩尾」toyoki iwao もヨージ・ヤマモトやイッセイ・ミヤケの様なモードな切り口で彼を扱いたかったからでのことなんです。不真面目だ、なんて言わないでください。世の中ユーモアも大事です、そしてこのボクたちの試みどうぞよろしくお願い申し上げます。
追記
ボクたち二人の無理なお願いを理解くださり、協力してくださった県漁連の方々&鳥羽の海苔関係者に方々には、こころより感謝を申し上げます。まだ始まったばかりですが、今後ともご教示ください。

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