
2014年新企画セブン・エメロンのプロジェクトサイン
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ここ最近ちょっと web site の design について考えてて。今日は web やブラウザというメディアをどうデザインするかを、今作ってるものも絡めてちょっと検証してみようかなと。
web design というとその機能やユーザビリティって専門の人は言いますよね、見やすさ選びやすさや買い物のしやすさが勝負どころだって。解ります、EMELON on line などもデザイン性計った上でそれに則って、マネージメントのゆきとweb担当の西岡くんに任せています。そうすることで多くの方にボクたちのプロダクツをお届け出来るわけですからね。
じゃ今回は具体的にどうなのと言うと。だいたいデジタル仕上げなメディアが web design なんですが、改めて少しボクらしくありたいと思うのです。ひとつのグラフィックデザインやアートとしての精度をやっぱり web においても求めたいなと。ブラウザに粋に宿せないかな、そんな考えなんです。
ブラウザってちょっと見、という意味でそんなメディアなんだけれど。おやコレはちょっと洒落てるぞ、覚えておいてまたゆっくりと観閲しようと思えるページを作りたいと。装丁や体裁の優れたパンフレットやカタログのような。そしてそれらがボクの拵えたモノともきっちり連動してて、ページ自体をユーモアなども絡めて楽しく際立たせて皆さんに紹介出来るような、そんな web site なんですね。
CG や Flash player で高度に出来上がってるなんてのは他の人たちに任せておいて、当然なんだけれどボクの持ってる技術を web でも生かせたらなと。もう印刷媒体では随分と前からやってるんですが、昔ながらのハンドレタリングでロゴとか制作してます。アドビにだけ頼らないように、PC のフォントで完結してしまうと何だかおもしろく無いんですよね、デザインしてて。
そしてこれらにプラス、東洋的なスパイスやソースで攻めてみたいなと思うんです。水墨画や漢字を横並びのアルファベットとともに構成しちゃいたいなとも思ってる。そうか、こういうことは口で言ってても駄目ですね。眼は口ほどにものを言う。言っていれば善しということで、ふたつみっつ出来上がってるものを紹介しますね。
1⃣ サトナカ各一の告知ページを用意しましたのでご覧下さい。これはオーソドックに。やたらと細かいバナーやリンクに過剰な情報に蹂躙された感のあるブラウザワールドにうんざりな人も多いでしょ、そんな人にこの商品が届けば嬉しいし。画面なんですが、シンプルなフライヤー感覚で楽しんでもらえればと。主張は極力避けましたが、この商品の持ってる原寸サイズ感覚は生かしたい、見た人にも喚起させたいなと思いました。
http://www.emelon.net/test/
2⃣ そしてこちらは上の画像、これから仕掛ける EMELON の新プロジェクトの予告編かな、映画ではトレーラーって言いましたっけ?これはまだまだそれぞれのコンテンツについて告知を続けないとならないのですが、前口上(ご挨拶)とこの週末の地元河崎の天王祭やその成り立ちに少しだけ触れました。先に書いた手描きのロゴや文字の縦組み、そしてキャラのイラストもボク自身の絵を和風に使ってみたり。写真や変なキャラのイラストやでかいテキストなどで、事務的や無機質になりがちなページに何かしらこころが宿っていれば幸いなのですが、どうでしょうか?
http://www.emelon.net/test/index_seven.html
まあ、まだまだこういう事が続きますが実験として皆さんにも見てもらい感じてももらえれば嬉しいです。クリエィティブは与え手だけでなく、受け手の皆さんとともに育んで行くものなのですから、ボクも皆さんも楽しめたら最高なのです。
それでは、いい週末三連休をお過ごしください。

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