本を2冊紹介したいと思います。
左が2006年、右が最近出た村上隆という有名なアーティストの著書。左を5年前におもしろく読んだ経緯があって、ついこの間右が出たのを知らずに、とある方から最新刊を頂き、今読んでる。
ひとこと、この本は前回にも増して凄い。現代美術というゲームの中での、格闘家の話しである。
この本に書かれている事を、絵画や芸術やアートに少しでも関わる人間が、飲み込むという事はその人間にとってイバラを口にするような事であると思う。自分を疑い、悔い改めるべきところが必ず見つかると思うから。僕自身今それをやってる最中。また自分を整理して、まとめた段階でここにも記さないとならないと思う。
そして今後、今現在アートを志す若い人は、ぜひこのふたつの本を手に取って、読んでほしいです。日本で芸術をやってきた人は数知れず、しかし日本人として、こういう風に現代美術というゲームのルールを明確に示した人はいないと思います。アートを志す人に限らず、アートに興味をもつ人にも勧めたい、何故なら彼らもこのゲームの面子だからです。
良き週の、始まりに

3