一年半位前に「星野道夫」の本に出会った

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このブログにも何回か登場しているけれど、アラスカの手付かずの自然と野生動物の写真、そのエッセイに魅せられ、彼の本やアラスカの本を沢山見た。
自転車のシーズン中は、ドタバタ慌ただしく、アラスカの事も頭から離れていたけれど、オフになって時間も出来て、野辺山も厳しい寒さを迎えると、アラスカが頭によぎる。
今、一番気になるのは、例えば、北極熊はきちんと生き延びているだろうか、という事。
地球上に生きる、ほんの一握りの先進国の人々が出す二酸化炭素で地球は温暖化され、環境破壊が進み、その被害を最も受けているのが極点に近い所。
野生動物達が追いやられ、現地人達が追いやられている今も、当の本人達に大きな被害が及ぶまでは、その深刻さが解らない。
私が生を受けて、半世紀近くの間に環境は大きく変わり、情報は至る所で流れ、便利になった。
それと同時に失った物も沢山ある。
地球が滅びる前に、私は半世紀かけて、原始化していく事を望んでいるけれど、そんな事は出来ないんだろうな、とも思う。
色んな所で、エコ、エコと言って、小さな活動は沢山行われているけれど、一方で情報文化はどんどん進み、新しい道路や巨大ビルなどもドンドン作られ、こんな小さなエコで間に合うの?と思ってしまう。
環境汚染の事など、私は無知だし、無責任な事しか言えないけれど、例えば、もしも太陽エネルギーが石油などの資源に変われば地球環境を取り戻せるような事であるなら、何よりも優先させるべきじゃないかと思ってしまう。
何万頭ものカリブーの季節移動や、北極熊の姿を見てみたい。
アラスカ行きたいけど、行ける頃になったら、野生動物の姿が無くなっていた、なんて事にならないように…
手付かずの自然、原始生活への憧れ…
地球上に絶対に残っていて欲しいものだ

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【自転車 = エコ】
と、繋げて何か活動出来たら良いな

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