あけましておめでとうございます。
…ええ、3月ですよね。知ってます。
もういい加減、コレはブログではないという間隔の更新になってますが
書かせていただきます。
書こうという気持ちがないわけではないのです。
その証拠に、下書きだけはたまっていってるんです…。
いつか陽の目を見ることでしょう。
のんびりとたまーに覗いていただけるとありがたいです。
さて、前回、衝撃のアコギ画像を掲載したわけですが
おかげさまで色んな方から
「あんな事になってしまったギターは見たことがない!」とか
「一体いくらのギターなんだ」とか
「アレは直るのか」とか
「ていうか、ギターより先にバックミラー直せ」とか
「私もパジェロミニに乗ってますぅ〜アルミホイールは付いてないですけどぉ〜(…僕はパジェロミニに乗ってるわけではないんですが…。)」とか
いろいろとお声を戴きました。ありがたいことです。
ええ、モチロンですともさ、直りますとも。
現在、懸命な作業が進んでおります。
バックミラー。(そっちかい)
あ、ギターですね。失礼しました。
もちろん、コチラも進んでおります。
…というわけでテッテレーの続きの画像はこちら。
…バッババーン!
現在は割れた部分を接着し、
再塗装に備えて一旦前の塗装を剥がしている段階です。
結構キレイにつながりました。
ちなみにボディを縁取っている白い線(バインディングといいます)や、一部欠損していたアバロン貝は新しく貼り直してます。
割れたところを拡大するとこんなカンジ↓
何処が割れてたか分からないでしょう!?
へへーん。やれば出来るんです。
接着してる時は、ギターを紐で縛り上げ、
「おおぅ…よし、これはイイ感じで…うん…キマってる…」
「おーっといけない、ココじゃないなあ…ふふん、じゃあここでどうだ?」
とかいいながらキリキリとギターを締め付けている自分が窓ガラスに映り、
「ああ、見ようによっては完全に変態やな」とも思わされもしましたが
その甲斐もあったってモンです。
ちなみに割れた部分は「ブラジリアンローズウッド」という木で、
大変貴重な木材なのですが、(ワシントン条約で輸出禁止されている)
キレイな柾目だったことと、さらにキレイに木目に沿って割れていた為、
貼り合わせの面が目立ちにくい…
…ということは黙っておきます。
しっかりと貼り直す事が出来たので
(出来上がってみないとまだ何ともいえませんが)
特に補強材などを入れる必要がなく、
おそらく音的にも最小限の被害で済んだのではないでしょうか。
いやあ、全部の修理がこうやって順調に進むととっても楽しいんですが。
まあでも、一見無理なような修理ほど燃えるM体質の自分もいるわけで難しいところですが、
とにかく、ウチの車のバックミラーを壊したヤツはまだ出てこない、
そーゆーことです。(ひつこい)
ギター・ベースのことでお困りでしたら、ぜひ技術開発部にご相談を。

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