2011/4/21

哀悼行進と桜の木  折鶴募金

ベルリンに来てからもグループメンバーとの連絡や折鶴募金ホームページのコンテンツ準備をしたり、相方さんの仕事を手伝ったりバタバタしていました。
やっとパソコンが使える状態になったので前回の続きを書きますね(^^;



4月13日 ボン大学日本学科主催のチャリティーイベントにて
夜の9時からは「無言の行進Schweigemarsch」という追悼の意を込めた行進が行われました。 東北の被災地で犠牲になった方々を思い、私たちのグループからの参加者も含め約50名余りが松明やキャンドルを手に、イベント会場から大学付属植物園まで約20分の道のりを行進しました。

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私たちがボンの植物園に向かったのには理由がありました。

折鶴募金グループ設立当初より
ご協力いただいている日本学科のマイヤー教授のご提案と
植物園の方々のご厚意により
記念樹として一本の桜の木が植えられたのです。


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東日本大震災で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りすると共に

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2011年3月11日という日がドイツでも決して忘れられることのないように・・・


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このことは今初めて書きます。
あの地震と津波が起こったあとの月曜日
私は学校に行きましたがとても授業を受けられる状態ではありませんでした。

国語の授業中、春をテーマに詩を書き発表するというのがその時間の課題だったんですが

心ここにあらず・・・
そんな心境で私が詩のモチーフに選んだのは桜
ドイツに住んでいても、私にとって春と聞いて思い浮かべるのは日本の桜でした。

最後の節を書き終えたときには被災地のことを思い号泣していました。

溢れる涙と震えが止まらなくて教室を後にした私

心配した友達や先生たちが来てくれたけれども
皆どうすることもできませんでした。
私も自分自身、どうしたらよいのかわからないぐらい酷い心理状態でした。


たとえ日本にいても自分の無力感とこの悲しみは感じるのだろうけど

故郷からとてつもなく遠いところに一人でいることを

これほど辛く感じることはなくて・・・


「今日は帰りなさい」と先生に言われたのですが
学校での募金活動について話をすると決めていたので
しばらくしてやっと落ち着いてから校長先生と話をして早退しました。

この日普段どおりに学校を終えた友人達と一緒に折鶴を折りました。
今ある募金活動の全てがこの時に始まったのです。

私のことを心配してくれている気持ちや
折鶴募金のために協力すると言ってくれているその気持ちが
本当に嬉しかったです。 




色んな人の協力で折鶴募金が始まり

チャリティーイベントにグループとして参加できただけでなく

こうして桜の木が植えられたことは私にとって感慨深いものでした。


直接被災地の人を助けられる具体的な物資にはならないけれど

ここから祈ることや犠牲になった方々を思うことも

募金活動と同じくらいにやはり大事だと思うのです。


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この若い桜の木はいつか満開の花を見せてくれるでしょう

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庭園の奥へさらに案内されて進むと池の真ん中に鶴のモニュメントが浮かび上がり見えました。

私たちのグループが折鶴をシンボルとしていること
そしてボン大学附属植物園内に鶴の像が置かれているという偶然の一致には、植物園の方々だけでなく、私たち自身も正直驚きました。

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折鶴を各自がその場に捧げ、被災地で犠牲となった方々への祈りを捧げました。

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被災地の状況が一日でも早く良くなるように

そして被災地の方々の悲しみが少しでも和らぎますように・・・



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