2010/5/1

フランツさんからのメッセージ  Rheinbachにて

予報では天気が崩れると言っていたけど 幸い晴れ間もときどき見える中
教会でフランツさんのTrauergottesdienstが そして墓地で埋葬が行われました

26日の夜に娘さんからフランツさんの訃報を聞いたときは私もエレンも信じられなかった。常々娘さんやお孫さんたちからフランツさんの状態を聞いていたけど・・・


墓地はとても静かな森の中にあって、鳥たちの囀りが聞こえるだけ
花もたくさん咲いていてとても居心地のいい場所
きっとフランツさんも気に入るに違いない 
緑と動物が大好きな人だったから

お墓に向けて運ばれていく木の棺を見て 
私もエレンもようやくフランツさんが亡くなったことを受け入れた
それまでまだ現実として受け入れられなかったけど・・・  


たくさんの人に愛されたフランツさん 
棺はたくさんのバラで次々に飾られて 綺麗だった


葬儀への招待状には生前にフランツさんが書いたメッセージがありました
(私なりに訳してみました)

Ich habe gerne gelebt,      私の人生は楽しくって
ich war gerne bei Euch        好んであなたたちのそばにいて
hab gerne gescherzt und glacht.      よく冗談を言って 笑ったわ

Wenn ich nun von Euch gehe,  もし私が今 あなたたちの元を去っても 
seid nicht traurig, weint nicht.   悲しまないで 泣かないで

Lasst mir den Platz zwischen Euch,
               あなたたちの間に私の場所を空けておいてね
so wie ich ihn im Leben hatte,       以前そうしていたように

denn ich werde in Euren Erinnerungen  
                そうすれば私は あなたちの思い出の中に
und in Euren Herzen weiterleben.  
                  あなたたちの心の中に生き続けるから



weint nicht と言われてもやっぱり泣いちゃうけどね・・・フランツさん


招待状にはフランツさんの意思に基づき、弔問客の方々には花束やリースを買う代わりに フランツさんが入院していた病院か最期の日までお世話になったホスピスに寄付をしてほしいとありました。 そして、自分が亡くなった後も 私とエレンが来年の卒業を迎えるまでフランツさんの家に住まわせることを娘さんたちに話していたそうです。

自分の死を受け入れるだけでなく 
私達や他の人たちのことをこんなふうに思いやれるフランツさん
なんて幸せで愛情に満ちた人生を送ったんだろう!


5人の子供のお母さんで
9人の孫のおばあちゃんで
4人の曾孫の曾おばあちゃんで・・・

私がホスピスにいるフランツさんを訪ねたとき 
ベッドの横に飾ってあった写真には
そんな大きな 大きなファミリーが笑顔で写っていました。 

「全ての世代がいるのよ すごいでしょう?」

そう言ったフランツさん  とっても誇らしげだった

そして さよならを言ったときの手は力強くて温かかった


エレンは1年と8ヶ月  そして私はたったの8ヶ月
でもたくさんの人を愛して そして愛されたフランツさんの
長くて幸せな人生の最後を ほんの少しだけど一緒に過すことができて
私達は嬉しかったよ

いつも聞こえていたラジオの音も 
楽しそうにご近所さんたちとおしゃべりしている声も
延々と続いた思い出話も
もう聞かれなくて  
この家は今本当に静かです


でも 忘れないからね フランツさんのこと

最後の最後まで素敵なプレゼントをありがとう

私達はいつもお世話になってばかりだったけど・・・

卒業するその日にはここで最高の笑顔をあなたに見せられますように!!!

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