2008/8/31

課題に追われる週末  学校

先週あった美術史のプレゼンはある意味華々しいデビューだった。
ガラスの起源に関するテーマの発表。自分で考えたテキストをレアに添削してもらって、
当日は箇条書きのメモで前に立ったんやけど… ドイツ人のクラスメイトと先生を前にしての初めてのプレゼンにテンパり前日暗記した台詞がぶっ飛ぶ。
かなりめちゃくちゃなドイツ語だったと思う。だけど、皮肉なことに幼稚園児も理解できるように各々が説明することを先生が条件づけていたので、結果的に私の簡単で短い説明がみんなには一番分かりやすかったらしい(苦笑)

日本では夏休みの宿題を学生が必死にやっているころ。私もかつてはそうだったけど、今はガラス研磨の実習内容のレポート作成に追われている。4つの工房を回るたびに毎回このレポート提出が義務付けられ、成績にも反映されるらしいが…
めっちゃ大変。。。 なんとか自力でA45枚分書いたけど、明日友達に添削してもらわなければ。 またいっぱい直されるんやろうなぁ。
他にもスケッチの課題やらドイツ語作文の課題もあって、時間が足りない。ふぅ

(画像が荒くて申し訳ない)
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研磨工房での作業。 毎回水しぶきがすごかった

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研磨練習用のガラス 難しいです
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2008/8/29

恐るべしオランダ人  友達

Bクラスにはオランダ人留学生のエルンストがいる。私の他に外国人がガラス科にいるとは思わなかったんだけど、ドイツ語の授業で彼が話しかけてくれて知り合った。といっても授業が一緒なのはドイツ語と数学だけで、他は全然違うから学校ではなかなか話す機会がない。おまけに彼はジェシカのお気に入り。私たちが話していると必ずジェシカがやってくる(笑) 

いつものようにREWEに買い物に行って帰ろうとしたとき偶然エルンストと会った。エルンストも買い物に来たらしい。立ち話もなんなので彼について本日2回目のREWE来店。
果物を探していたのでマンゴーをお勧めする。なんか知らんけどアイスをおごってくれた。
ベンチでアイスを食べながらかなり長いこと話をしたと思う。ドイツ語が母国語でないもの同士、当然授業に関しては同じような問題を抱えているし、おまけに年も24歳で同じだから親近感が持てる。語彙力が同じくらいだからストレスを感じずに話せるのもいい。

こっちでは別れるときに軽く互いにハグをするんやけど、エルンストとハグしたときに改めてめちゃくちゃ背が高いということを思い出したように確認。
私「身長何cmあんの?」
エ「192cm

でかっっっ!!!さすがオランダ人!!!
さらに加えて
エ「朝起きたときに身長測ったら2cm伸びてるよ」

えーーーーほんまかいなエルンスト!!!!5oとかの世界じゃないんですか?!(笑)
さすが平均身長世界一のオランダ人
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2008/8/26

情報隔離生活 in ドイツ  なんてことない毎日

テレビもラジオもない部屋で過ごしているうちにオリンピックが終わったらしい。
たまにネットがつながったときに記事を読むだけで、本当に今の私は情報から隔離されてるよなぁ。明日の天気がわからないのも問題。そろそろラジオを買わなければと思っている今日この頃。

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2008/8/23

どうなることやら  友達

私のとこは駆け込み寺なのかレアやパウリーネに続いて悩みを抱えた子?がやってくる。
隣の部屋に住むジェシカはなんでも思い込みが激しい。そして思い込みが激しい子はなかなか人の忠告を聞き入れてくれない。
 ここ3日間ジェシカにとって立て続けに最悪なことが起こっていた。まず遠距離だった彼氏と失恋。原因は向こうの浮気。怒り狂うジェシカやけど自分のクラスですでに目ぼしい相手がいたりする。だから私からしたらどっちもどっちなんやけど。 そして、まだ好きとは言ってないけど(でも絶対気がある!)ジェシカの気に入ってる子が同じく隣人のカーメンと仲が良いのが本人はおもしろくない。他にも先生ともめたり色んなことが複雑に絡み合って、まーとにかく大変。夜な夜なジェシカが目を腫らして私の部屋にやってくる。 そんでもって昨日さらなる悲劇が彼女を襲った。同じクラスの子らと公園でお酒を飲んで遊んでいるときに、真っ暗な中でジェシカは思い切り足をぐねってこけたらしい。

とにかくびっこを引いてカーメンと共に真夜中帰ってきた。左くるぶしがかなり腫れている。本人は痛さよりもこの状況全てに腹だっていてどうしようもない。自業自得やで!と言っても聞いてはくれない。なんとかなだめて、私もカーメンも明日になれば症状はましになると思っていたのだが、今朝ジェシカの母親が車で迎えに来て、松葉杖をついて彼女は出て行ってしまった。まさか入院はしないと思うけど…うーん。明日戻ってくるやろか? 戻ってこれたとして、さらにネガティブ発想が助長されそうなことが私は心配。
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2008/8/20

問題の授業  学校

ガラスの職業訓練学校の授業を一通り受けてみて分かったこと。基本的にどの授業もペースは遅く(なぜならドイツ人の生徒たちは分からないことがあるとしょっちゅう質問をして授業が中断されるから)、内容自体はそんなに難しくはない。まぁそれはあくまで日本語で授業がされていると考えたうえでの難易度で、当然ドイツ語で授業がされていたら退屈だからと寝ているわけにはいかん。でもたとえば【美術史】とか、【ガラス技術】とか【情報学(要はWord)】なら、完全には分からなくてもなんとなーく自分の持っている知識と照らし合わせてこんなこと先生は今言ってるんやろなーと推測できる。あらかじめ知っていることならそう慌てる必要はない。

が、ひとつだけどうにもならない教科がある。木曜の4時間目にあるゴルドマン先生の【宗教学】だ。先生は親しみが持てて好きだが言ってることはさっぱり分からない。一般的な宗教学ではなくて、キリスト教の聖書の教えが分かっていることが大前提で授業が進められる。もちろんトルコ人とドイツ人のハーフのデニスはイスラム教信者でジャナはギリシャ正教、私も含めて数人は何も信仰していないけれど、それでも小学校のときから宗教学があって、ある程度の常識として備わっているものがみんなにはある。 学校を卒業したら教会のステンドグラス工になる子もいるので、やはり聖書に基づいた正しい知識で修復作業などをする必要がある。となると、いくら私が無宗教で将来教会関連の仕事をしないと決めていても、必修科目で勉強しないといけない。。。もともとステンドグラスが生まれた起源もキリスト教の教会美術からあるしね。

「ペトロとパウロがそれぞれ手に持っているものはなんですか?」
・・・・・・・・・・・へ?????
みんな次々に手を挙げる。 マリア様からイエス・キリストが生まれてなんやかんやあってキリストが十字架にかけられたあと復活した、という聖書の超要約しか私の中にはないのでとにかく状況は厳しい。 そんな私を見かねて昨日マリナがこれを私のためにもってきてくれた。

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『子どものための聖書』
わーめっちゃ助かる!日本語の聖書でもめちゃくちゃ分厚いしおまけに言葉も難しいから、カラー挿絵が入っているこれは私のテキストになりそう。
来週早速プレゼンがあって、私はプロテスタントの使徒であるヨハネスとやらの属性?とかPatronat(後援)?とかなんとかを発表することになってしまった。 インターネットもあまり長く使える状況ではないからとりあえずマリナから貸してもっらたこれをちょっとずつ読むか。
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2008/8/18

 嵐の転校生レア  友達

月曜日は朝8時から17時まで一日中各工房に分かれて作業をする。目下3週間はガラス研磨を実習する。でも今日は作業する度にびしょ濡れになるとか、担当の先生の耳に直径1cmのピアス穴が開いてるとか、先輩がいかついとか、そんなことより。

先週の始業式から遅れること一週間、今日うちのクラスに、そして私と同じ研磨工のグループに転校生がやって来た。名前はレア、17歳…とても17歳に見えないけど。。。なんせ他の子らと違って落ち着いてるし、賢いし、体格も大きいから貫禄もある。偶然だけど私と同じように以前ティファニーのステンドグラスを作っていたらしい。やっと話の合いそうなクラスメイトと出会えて安心。先週一緒にいたジェニーとマリナはいい子らやけど、二人が夢中なまんがやアニメに残念ながら私全く興味がない。
 
聞くところによると彼女は先週までRealschule実科学校に在籍してコンピューター関係の勉強をしていたらしいが、夏休みにティファニーのステンドを経験したことで突然大きな方向転換をしてうちの学校に来たのだそう。 でも、半年前から色々書類を準備して願書を出して私は受理されたのに、学校始まってからの応募でも入学できたんや(もちろん募集定員に幸いまだ余裕があったからだけど)。ドイツらしい。

とにかくレアにとって今日はすべてが全く新しい幕開け。新しい学校、授業、初めてのガラス研磨の作業、新しい先生に見知らぬクラスメイト。ビーレフェルトから今日学生寮に引っ越してきたから住居も全く新しい。ラインバッハに何があるのか、PlusやALDIがどこにあるのかも知らない。私も思い切りはいいほうやけど、それでも下調べとかは一応するし、一週間静かに生活してから学校に行き始めたし…だからレアはものすごい彗星のような速さでやって来たと思う。 寮は今月末で出て行かなければならないので放課後「部屋空いてます!」の張り紙をチェックして、一緒に家探しをすることに。目ぼしい物件に電話で片っ端からアポを取り、私の持ってる地図を頼りに早速部屋を見に行く。(新しく見つけた家についてはまた後日書きます) あぁでも今日急に知り合った子の家を一緒に探しているなんて変な感じ…そんなことを私が考えてるところへ携帯の着信。私? あ、レアの彼氏からか。

レアは今日起こったことを話し始めた。新しく始まった全てのことを。
思ってることを全て吐き出して、彼女は泣いていた。第一印象が気の強いプライドの高い感じだったのに今は私の前で泣いている!あまりにも突然。 彼氏と話し終わったあともしばらく涙は止まらなかった。少し歩いては立ち止まり、また涙があふれたらベンチに座って…
私の予定では買い物に行った後は家に帰るつもりだったけど急遽変更、レアを寮まで送ることに。そして途中で今度はレアのお母さんから電話。また号泣。 そうか、彼女はまだ17歳やもんね。たった1日でこれだけ世界が変わってしまったら戸惑うのも無理はない。そしてどれほど今まで近くにいた人らが恋しいか、初めて体感したんだと思う。

今日は長い1日だった。 レアの言ってること全部は残念ながら分からないし、私の言いたいことがちゃんと伝わってるかどうかもわからないけど、今日1日私が横にいたことで少しは役に立ったかな?
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2008/8/17

自転車レース  分類なし

今日はなんの大会だか知らないけど自転車レースがラインバッハで開催されているらしい。
私の部屋はStadtparkというサイクリングロードに適した並木道に面していて、外の様子がよく見える。選手を誘導する車とたぶん100人近くはいる参加者がさっきから何度も周回している。日本でスポーツ競技としての競輪なんか見たことなかったけど、この小さな町でもこれだけの競技者がいるのはさすがに自転車大国ドイツ。
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間近で見るとものすごいスピード!

ところでブログのタイトルである【c/o Klinz】はドイツ人の大家さんであるクリンツさんのとこに私が部屋を借りているから、というなんのひねりもない理由から。ちなみに2006年〜2007年3月まではStuttgartでゾフコさんというクロアチア人のもとで暮らしていたので当時は【c/o Zovko】だった。ゾフコおばちゃんはかなり強烈な人だったけど、私たちは家族のように暮らしていて、色んな思い出がある。今の家のクリンツさんは自分の家の1階に暮らしていて、2階には(たぶん)メガネ屋さんで働いているジシィ、3階の3部屋それぞれに私・ジェシカ・カーメンが住んでいる。ドイツ人の大家さんらしく、ここでは家の決まりもしっかり定められているし、上の住人とは一線を引いている感じ。国民性の違いやね。

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ここの3階右窓の部屋が私の住居
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2008/8/16

新しい始まり  分類なし

Bonnから電車で30分行ったところに私の住む町Rheinbachはある。8月1日にここにやって来てはや半月が過ぎた。3年前にインターネットでここにガラスの職業訓練学校があることを知り、いつかその学校に行きたい、というか、私はそこに行く!という不思議な予感があった。2006年の春から翌年までStuttgartで1年間の留学、大学の学業を終えるためにその後帰国、今年の3月に無事卒業、それから7月末までは神戸の工房に通い、再び渡独。本当に色々なことがあったけど、遠い世界だと思っていた所に今私はいる。本当に不思議な気分。

11日の月曜日から学校が始まり、とりあえず最初の一週間が終わった。
入学式。私は隣の部屋の住人であるジェシカとカーメンと一緒にいたのだが、クラス分けで私がAクラス、二人はBクラスということが判明。二人は私が同じクラスでないことを残念がっていたけど、私は内心(良かった)と思った。だって家でも学校でもずっと一緒にいるのは疲れるから。でもAクラスに行って知った顔がないのは確かに心細かった。それにしても24歳でまさか自分が入学式のなんとも言えない緊張と不安とそれでいてわくわくするような感じを味わうことになるなんて!しかも外国の学校で! 当然みんなが互いに初対面同士やけど、明らかにアジア人丸だしの自分は完全に転校生の気分。
 授業、工房での作業、休み時間。ドイツ語の嵐。外大でドイツ語を専攻して1年間の留学経験があるとはいえすべてを理解することは不可能。それにただ分かっているつもりで実際は全然違う、という可能性が大いにある。 あぁでも、これは夢じゃなくて現実なんや、ということを嬉しく実感している…そのうち現実逃避したくなってるかも知れんけど(笑)
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