2006/10/22

シャラポワとミヒャエル・シューマッハ  なんてことない毎日

スポーツの秋だから…ってわけじゃないけど今日は世界的に有名な二人のことを書きたい。
ひとりはテニスプレイヤーのマリア・シャラポワ。そしてもうひとりは、今日のF1で最後の走りをしたドイツが誇る世界的レーサー、ミヒャエル・シューマッハ。

お昼に私はWTAツアーの試合の中継をテニス好きなメディチおばさんと一緒に観ていた。その試合は日本でも有名すぎるロシア人シャラポワとスロヴァキア人ハントゥホヴァの決勝。今まで彼女の試合をきちんと見たことがなくてこれが初めてだったんだけど、19歳の彼女の精神力の強さにはただただ感心するばかり。タイブレイクから何度もお互いがポイントを奪い合う場面があったとき、シャラポワは自分を見失わない冷静さと勝負強さで年上の相手の失敗を何度も誘発していた。あれだけの観衆がいて、しかも決勝!そして世界中に知られていて、いつもタイトル獲得の重圧のなかにいるのに、ほんとに!ほんっとうにすごいよシャラポワ! 彼女の力だけじゃない強靭な精神を目の当たりにして、私はシャラポワのファンになった、今日からね(笑)

続いて夜の7時からこれも中継で観たF1ブラジルグランプリ。ミヒャエル・シューマッハが今季で引退するのは知っていたけど、それが今日のブラジルグランプリをもってというのは知らなかった。というか、ドイツ語勉強して今住んでいるのに、そもそも私は彼のことを全然よくわかっていなかった。 でも今日の1時間半のレースを見て、私はこれまたミヒャエル・シューマッハの大ファンになった。(引退した日にファンってちょっとね…笑)

10番手の位置からスタートしたミヒャエル。8位にまで順位を上げて走っていたのに確か序盤の何週目かでタイヤにアクシデント発生。前回の鈴鹿でもエンジントラブルが起きたばかりで、今回はタイヤ交換のためになんと最下位20位に転落!スペインのアロンソとの年間タイトルをかけてのラストチャンス、そして何よりも彼の引退レースでまさかの展開!ドイツ人実況者も動揺を隠せず、きっとそのときドイツ人を始め、世界中のミヒャエルファンが絶望していたと思う。 普通に考えて、これだけ大きなタイムロスがあればよく挽回できてトップ10に入れたら上出来じゃないのかな。(初めてF1を観た私の予想だけど…) 
誰もが悲観視して彼を観ていた。 なのに!ミヒャエル・シューマッハはラスト3週でさらに1台追い抜き4位で!もっかい言うけど4位でゴールした!ビリから4位だよ!!! 信じられない。それはもうドラマを見ているかのような劇的な展開で、私は観ていて泣きそうになった。カーブでの速度は誰よりも速い時速317kmを記録。 最後の最後まで絶対にあきらめずにサーキットを全力疾走したミヒャエルは、ゴールしたとき笑っていた。そして年間王者となったアロンソと1位通過して初のブラジル人王者となったマッサ、若い二人のドライバーを抱きしめて心から祝福していた。

あと2,3周あれば…きっと彼なら3位までいけただろうな。 ドイツ人ファンはただただ悲しいと言って、ほとんどの人が泣いていた。明日はドイツ中で彼の話で持ちきりだと思う。やっぱり残念だって言う人や、整備が悪かったってフェラーリのチームをバッシングする報道があるのかな。 でも、ミヒャエルは絶対自分のチームを責めないと思う。信頼してる仲間の車じゃなきゃ時速300km近く出して走ったりできないよ、死ぬかもしれないのに。 実際フェラーリチームの技術はすごいと思う。他のチームがだいたい10秒ほどかかる補充点検をフェラーリチームは6,7秒ですべて行い、できるだけタイムロスがないように再スタートさせる。うん、彼らの力もあったから4位まで行けたんよ。

もちろん表彰台に彼があがれなかったことは残念。でも、今日のレースを見た人は誰であれミヒャエル・シューマッハを世界最高のレーサーとして認めるはず。私がドイツ人なら間違いなく鼻高々やね(笑)  

なんだかとても長くなってしまった。とにかく感動したんですよ☆ シャラポワはこれからも見守りたい。ミヒャエル・シューマッハは… 初めて見たレースが引退試合になって残念だけど、自分の目でそれをしっかり見ることができてよかった。二人から学ぶものがたくさんあって、今日は良い日だった。
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