2006/10/10

マルタおばあちゃんとルイおじいちゃん  工房(Stuttgart)

いつもどおり工房に行く(基本的に火・金が私の作業日)。 そしていつものようにマルタおばあちゃんにぎゅーっと抱きしめられると(あ〜火曜日が来たんだ)って実感する。 うちの工房に通うドイツ人の挨拶は「グリュス ゴット(こんにちは)」と言いながら互いに握手するのが普通なんだけど、マルタおばあちゃんは私には特別に熱い抱擁とキスであいさつしてくる。初めて会ったときからなぜか私は彼女に気に入られたらしく、そのときからずっとこう。

マルタおばあちゃんの特徴
・『魔女の宅急便』に出てきそうなおかっぱ白髪に眼鏡の小さなおばあちゃん
 (スペイン人)
・とにかくほめちぎる ほめてほめてほめまくる
・何かと感動する 彼女にとって感動しない日はない
・喜びと驚きのアクションが表情と共にとてつもなくオーバー
・子供と美しいものが大好き 好きな言葉はフランス語

私が自分の作業の説明なんかをするとこれまた「まぁ!」と感嘆の声をあげて小さいのにすごい力でぎゅぅーっと抱きしめてくる。 私すごく愛されてるみたいです。

もう一人対で忘れてはならないのが夫のルイ
旦那ルイおじいちゃんの特徴
・見るからに優しそうな紳士(フランス人)
・非常に礼儀正しい
・彼もまたほめ上手 
・忘れてはならないことは妻マルタをこの上なく愛していること

ルイおじいちゃんは毎週火曜の朝、助手席に妻を乗せて工房まで送り出し、夕方の作業終了30分前きっちり4時半に再びお迎えにやって来る。だから工房の生徒ではないにも関わらず認知率100%。4時半前になるとみんな「そろそろルイのやってくる時間だわ」と話し出す。そして見事定刻にルイが現れて、私は作業の追い込みに入る。 今までたった1度だけ彼が遅刻したことがあって、それは近くのダイムラークライスラースタジアムでW杯スイス−フランス戦があったとき。いつもより30分早く家を出たけど渋滞に巻き込まれてしまったらしい。けどそれだけ! なんて素晴らしい夫なんだ!
彼は礼儀正しいので、マルタの夫として毎回私たち一人一人にあいさつにやって来る(ちなみに彼とは普通に握手です笑)。 彼も妻のごとく私の作っているのをじっと眺めては「ほぉ〜」とため息をつき、ここぞとほめちぎる。 そしてそこに妻マルタも加わると…

「私のお嬢ちゃんが作っているのを見てごらんよ」 『全くたいしたもんだ』
「あなた本当に素晴らしいわ!」 『君はいい目と手を持っているよ!』
「才能があるのよ!」 『こんなものを作るなんて信じられないね!』… エンドレス(笑)
私はほめられると調子に乗るタイプだけど、この2人はほめすぎなので本当に恐縮です(笑)

極めつけは2人の乗っている車。なんと愛車はHONDA!2人曰く、3台ある車(ベンツ含む)の中でHONDAが1番性能が良く、乗り心地も最高なんだと。そこから日本はなんて素晴らしい国なんだ!となり、やっぱりあなたは1番ね(何が?)という訳の分からない展開に。            HONDA→日本→私 恐縮です。
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