2008/8/18

 嵐の転校生レア  友達

月曜日は朝8時から17時まで一日中各工房に分かれて作業をする。目下3週間はガラス研磨を実習する。でも今日は作業する度にびしょ濡れになるとか、担当の先生の耳に直径1cmのピアス穴が開いてるとか、先輩がいかついとか、そんなことより。

先週の始業式から遅れること一週間、今日うちのクラスに、そして私と同じ研磨工のグループに転校生がやって来た。名前はレア、17歳…とても17歳に見えないけど。。。なんせ他の子らと違って落ち着いてるし、賢いし、体格も大きいから貫禄もある。偶然だけど私と同じように以前ティファニーのステンドグラスを作っていたらしい。やっと話の合いそうなクラスメイトと出会えて安心。先週一緒にいたジェニーとマリナはいい子らやけど、二人が夢中なまんがやアニメに残念ながら私全く興味がない。
 
聞くところによると彼女は先週までRealschule実科学校に在籍してコンピューター関係の勉強をしていたらしいが、夏休みにティファニーのステンドを経験したことで突然大きな方向転換をしてうちの学校に来たのだそう。 でも、半年前から色々書類を準備して願書を出して私は受理されたのに、学校始まってからの応募でも入学できたんや(もちろん募集定員に幸いまだ余裕があったからだけど)。ドイツらしい。

とにかくレアにとって今日はすべてが全く新しい幕開け。新しい学校、授業、初めてのガラス研磨の作業、新しい先生に見知らぬクラスメイト。ビーレフェルトから今日学生寮に引っ越してきたから住居も全く新しい。ラインバッハに何があるのか、PlusやALDIがどこにあるのかも知らない。私も思い切りはいいほうやけど、それでも下調べとかは一応するし、一週間静かに生活してから学校に行き始めたし…だからレアはものすごい彗星のような速さでやって来たと思う。 寮は今月末で出て行かなければならないので放課後「部屋空いてます!」の張り紙をチェックして、一緒に家探しをすることに。目ぼしい物件に電話で片っ端からアポを取り、私の持ってる地図を頼りに早速部屋を見に行く。(新しく見つけた家についてはまた後日書きます) あぁでも今日急に知り合った子の家を一緒に探しているなんて変な感じ…そんなことを私が考えてるところへ携帯の着信。私? あ、レアの彼氏からか。

レアは今日起こったことを話し始めた。新しく始まった全てのことを。
思ってることを全て吐き出して、彼女は泣いていた。第一印象が気の強いプライドの高い感じだったのに今は私の前で泣いている!あまりにも突然。 彼氏と話し終わったあともしばらく涙は止まらなかった。少し歩いては立ち止まり、また涙があふれたらベンチに座って…
私の予定では買い物に行った後は家に帰るつもりだったけど急遽変更、レアを寮まで送ることに。そして途中で今度はレアのお母さんから電話。また号泣。 そうか、彼女はまだ17歳やもんね。たった1日でこれだけ世界が変わってしまったら戸惑うのも無理はない。そしてどれほど今まで近くにいた人らが恋しいか、初めて体感したんだと思う。

今日は長い1日だった。 レアの言ってること全部は残念ながら分からないし、私の言いたいことがちゃんと伝わってるかどうかもわからないけど、今日1日私が横にいたことで少しは役に立ったかな?
2



トラックバックURL

トラックバック一覧とは、この記事にリンクしている関連ページの一覧です。あなたの記事をここに掲載したいときは、「記事を投稿してこのページにお知らせする」ボタンを押して記事を投稿するか(AutoPageを持っている方のみ)、記事の投稿のときに上のトラックバックURLを送信して投稿してください。
→トラックバックのより詳しい説明へ



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ