子供のころ自宅におじちゃんが来て紙風船やら何やらおもちゃをもらって嬉しかった記憶がありました。今考えるとあれが「富山の薬売り」さんだったようです。
金沢はさすがに富山と近いから「置き薬」が結構な割合で普及していました。薬を各種無料で置かせてもらって使った分だけ後で代金を支払うというシステムですね。現在も新しい形ではありますが、同じような置き薬が私の家にも置いてあります。意外とお薬の質は高くてよく効きます。
それでもドラッグストアがこれだけ多店舗展開しているようになると「置き薬」も苦しいかもしれません。しかしコロナ禍は追い風になるかな?
家に常備薬が多種置いてある状況と言うのは一種の安心感があります。日本人は「薬」というものが好きですから、飲んでいれば大丈夫と思っているように思われます。
職業柄、あまり薬に頼りすぎるのは良くないと思っています。食生活や日々の運動などを重視していかないと本当に健康な生活というのは送れないと思います。
置き薬の会社さんが顧客の薬の使用状況から顧客の健康管理までアドバイスしていけるようになったら本当に必須のアイテムとシステムになるかもしれませんね。

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