そのお客様が「どう生きればいいのか?」と悩みつつ来院されてベッドに横になられました。氣視を始めると道元禅師が現れてただ一言「自然」と告げられました。 比叡山延暦寺で修行されているお姿も視えました。
ここからは私の解釈になります。「自然」というのはそのまま生きよということ。起きて顔を洗って飯を食って働いてトイレに行って、働いてまた飯を食って寝る、そういう一日を淡々と生きよということ。
誰にも頼らず、されど人と支えあって、モノにおごらずされど大切に慈しみ、お日様に感謝し月に憧れ、行雲流水、在るがままに生きよということ。
曹洞宗の開祖でもある道元禅師は只管打坐というただただ座禅せよと説いた方です。その本質は「自然」ということだったのかもしれません。
ちなみにこのお客様に後でお聞きしたのですが、ご実家が曹洞宗のお寺さんでした。

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