人は皆、等しく守られていることを忘れないでいてほしいです。どんな人も平等に災いから守られている存在であるということです。ただ自分がそうであるということを忘れて、我儘気ままに過ごして欲望に流されて生きてしまうとその守りの力は弱っていきます。
周囲の見えているモノや人、見えていない存在に常に感謝の気持ちを持ち続けていれば必ずそれらが助けてくれますし、守ってくれます。
日々の感謝を忘れてはいけないとよく言われていますが、なかなか人は日々感謝の念を持ち続けることができないものです。そういうことのために仏壇や神棚があります。毎朝お参りすることで心の中に感謝の念が宿ります。一日のスタートを神仏に感謝することから始めることが一日を大切にすることにつながっていくのだろうと思います。
何か災いに見舞われたときに、私は必ず助けられていることに気づきます。こんなに小さな禍で済んだといつも感謝しています。今回のインフルエンザも軽度で済みました。その後咳が続いたのですが、良い漢方薬が手に入り完治しました。今回のインフルエンザは後遺症として長引く咳を残すようです。半夏厚朴湯という漢方薬が効きます。もしそういう方がおられたらお試しください。ドラッグストアで販売されています。
自分だけは大丈夫。自分には災い何て無縁だと思いがちですが、それは驕りです。必ず災難はやってきます。それを小難として逃がすことができるかどうかは日々の感謝に罹っているのではないかと私は思っています。

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