心身症で悩んでおられるお客様から「どうしていけばいいですか?」という相談を受けました。
身体の方はほとんど健康体なのですが、心が病んでいて心が身体に痛みを与え、夜の不眠を与えています。身体がしんどくて昼間から寝込んでしまうけれど、心は家族や周囲に申し訳ないという罪悪感を感じて居たたまれなくなってしまう、そういう状態。
私は貴方の中に御仏がいるんですよと伝えます。御仏はいつもあなたを守って、許してくれているんですよと伝えます。それを感じて、信じてくださいと伝えます。でも心を病んでいるその人はその私の言葉が信じられないと言われます。
でもあなたの中に救いたい、貴方を救いたいと願っている存在がいるのは間違いないのです。その存在を感じて、信じて身も心も委ねなさいと言うしかありません。こころが休みたいと言っているのを邪魔しているのは、貴方自身の心の中の「見栄」「我欲」「常識」そういうくだらないもの達です。
良識がある思いやりのある生真面目な人ほどこういう状態に陥ります。答えは決して自らの外には無いです。新興宗教やら心療内科のお医者様の中に本当の救いは無いと思ったほうが良いです。ひれはあくまでも「他者」ですから。
自分を一番大切に思っているのは自分自身なのであり、そして誰の心の中にも御仏はおられます。無償の愛を持ってその人の事だけを思う存在は貴方の中にいるのです。

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