命をもって命を癒す

　テレビのニュースを見ていたら病院に行くと言って逃げた犯罪者といっしょに逃亡していた女性の動画が映りました。見た目は綺麗な女性でしたが、「あぁ後ろに変なのが憑いているぅぅぅ。」と叫んでしまいました。
　近年あまり視たことのなかったおぞましいものが憑いていました。その女性の顔の表情も憑いている人独特の壊れた感じが出ていました。
　可哀想にこんなものが憑いているのでは碌なことにならないなぁと思いました。逃げた男の顔写真も公開されていましたが、こちらも確かに何か憑いている感じのものでしたからカップルとして憑き物同志という感じなのだろうと推測しました。

　何だろう、最近ははっきりと憑いているものが視えるようになってきています。以前はここまであからさまに視えることはなかったのに・・・何か人を守護する力が人を何だかきちんと区別し始めたような・・・そんな気がします。守護する価値が無いと見定めると全ての守護が外されるようにでもなったのでしょうか？それが霊性の変化ということなのでしょうか？まだよくわからないのが本当の所です。

　あおり運転や特殊詐欺の犯罪者の後ろに見える黒い影や青黒い靄(もや)のようなものは何某かの憑いているものの姿のようです。私は視ようと意識しない限り視えない人なので日常生活に支障はないのですが、霊能者の方達は大変かもしれません。

　この言葉は経絡指圧という新しい流派というか施療方法を創始された増永静人先生が創られた言葉で古代の人間が元々は持っていたはずの身体に備わった感覚で、自分の身体のあらゆることが何となくわかっていたということの表現になるというか・・・・。

　これが最近私にもわかるようになってきた・・・らしい？つまりお客様の痛い部分を触るとそれの原因となっている部位が何となくわかるという感覚が身についてきた？そしてそうなるためには私の氣がお客様の氣と通じ合っていないと駄目ということもわかってきた？すべてに疑問符が付くのはまだ確信を得ていないからなのですが、たぶんそういう事らしいです。

　古代人、原始人はこういう風に自分の身体の仕組みを心で理解していた、そういう仕組みを通じて自分の身体を治す、生かすやり方を知っていたということのようです。中国の人たちが創りあげた「東洋医学」という学問体系はこの原始感覚が生み出したものだと言うことは間違いないことです。日本にある「薬草学」というものも根本と言うか源流にはこの原始感覚があるのだと私は思っています。神農という方は百草をなめて薬を編み出したと言われていますが、もちろん「百」というのはきっと「何百万」という意味なのだと思います。

　人が本当にわかるのは自分自身の身体のこと。本当に突き詰めていくと人は自分の身体のことは自分が一番よくわかっているはずなのだと思います。ただその感覚の中で一番大切な「原始感覚」というものを文明が発達していく段階で忘れて行ってしまったのかもしれません。

　20年以上指圧をし続けて人の身体を「氣」を通して視続けてきたことで原始感覚を取り戻しつつあるということらしいです。人というものの本来持つ可能性というのはもしかしたら本当に素晴らしいものなのかもしれません。

　神様とのご縁と言うのは細くて弱くて見えなくて普段は全く気にも止まらないくらいのものなのですが、実はなかなか一度結ばれると切れないものでいつの間にか大切なものになっている、そういうもののようです。

　私は自分で勝手に思っているのですが、審神者という過去世があることもあり様々な神様と意外と深いご縁を頂いているので、どこかで必ず「お導き」というものを頂くことが多いと感じています。知らないうちに大切な人の元に連れていかれていたり、お金にしても必要以上のものは決して手に入りませんが、必要な分だけはいつの間にか手に入れていたりします。自分自身の力はきっと千分の一くらいであとは全てそういうご縁の力で生かされているのだろうと思っています。

　御仏の御縁は「心」や「血筋」というようなものを自らに導いてくださるものだと感じています。神様とのご縁は「私と言う存在」そのものを導いてくださるもののようです。
　この二つのご縁の力で人は生かされていると私は感じています。

　弥勒菩薩様は時々氣視の中にしっかりとしたお姿で現れる仏様です。以前からお姿がしっかりと視えるわりには、その存在が何だか曖昧だなと思っていたのですが、深く調べてみるとどうも反体制集団、百姓一揆などの中でその信仰の対象とされていたなかなか暴力的な存在という一面も持っておられる御仏なのだとわかりました。

　御仏自体にそんな役割があるわけではなくて現世の人間が「今」の世の改革を求めるために救ってくださる存在として弥勒菩薩様を願うことがあったわけで、菩薩様にしてみればちょっといい迷惑かもしれません。
　しかし現代社会のように物質的にある程度満たされた世の中ではなかった時代に信仰の中で現世に下生して救ってくださると伝えられている弥勒菩薩は大切な存在だったのだろうと思います。
　たぶんそういう思想を伝えたのは仏教者、つまり僧侶だったと思います。その人は苦しんでいる人たちを何とか心の面で救いたいと願って弥勒菩薩様という存在を教えたのだろうと思いますが、社会はそこにより激しい力を求めて行ったのかもしれません。

　５６億7000万年後に現れて人々を救ってくださるという弥勒菩薩様。現代にもその存在が必要なように思うのは私の幻想でしょうか。

　「ボーッと生きてんじゃねぇよ。」というフレーズで有名なNHKのキャラクターちゃんですね。

　このセリフは常々反省につながる言葉でもあります。漫然と生きてしまうというのが人の悪い癖でいつのまにか怠惰な惰性生活になりがちです。
　とは言っても常に生き生きと何事にも好奇心旺盛にガツガツと生きまくるというのは、ちょっとスタイルとして否定したくなってしまいます。
　淡々と生きたいと思っているといつの間にか惰性で生きていることに気づく場合が多いようにも思います。なかなか理想通りに生きるというのは難しいです。
　月に一度ほど丸一日の断食をしていますが、これはちょっと食生活に喝を入れるという意味では良いアクセントになりますね。
　これから月に一日、例えばテレビを一切見ない日とか、一日の内半分くらいを座らないで過ごすとかやってみるのもいいかもしれません。

　それにしてもチコちゃんの声が芸人の木村祐一だと知った時はびっくりしました。