守っていただいているという自覚は大切です。人は大概独りで生きていると思っていることが多いですが、本当は目に見えない何かに守っていただいていることがほとんどです。
だけども守られているということへの感謝の気持ちが無いと守る力はなかなか届きません。なかなか日々常にそういう感謝の気持ちを持って生きて行くことなどできるものではありません。
皆無意識に独りで生きて行っているようです。昔の人はだから守っていただくために日々の感謝の行いをルーチンワークとして生活の中に組み込みました。ご飯を炊くたびにおぼけさんを供える。何かあれば仏壇に故人の好物を供える。神社の前を通れば遠くからでも手を合わせる。何気ない日々の行為が「守られていることへの感謝」の行為なわけです。
自分の為でだけではなくて家族のために、愛するもののために目に見えない何かに対して感謝の気持ちを持って生きて行きましょう。それが何かを守る力になっていきます。私は現実に何度も目に見えない力に守っていただいたことがあります。奇跡のように事故や災害から守っていいただきました。だからいつも感謝し続けています。

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