既視感 デジャビュとも言いますね。一度も来たことが無いはずの場所なのに以前に来たことがあるような感じだったり、一度も経験したことが無いような状況なのに以前に同じ経験をした感覚があったりというようなことを既視感と言います。
たぶんほとんどが脳の錯覚のようなものなのでしょうが、例えば外国人の方が結構日本を気に入って永住してしまうような場合、この方たちの前世に日本人だった前世があるのはほとんど間違いないことのようにも思います。これは一種の既視感の中に陶酔しているのかもしれません。
子供のころは時々この既視感に会っていたのですが、年を取るとほとんどそう言うことは無くなってしまいました。それはもしかしたら大脳が成長しきってしまって活動が低下していったせいなのかもしれません。
それでも魂の既視感とでも言うような深い感覚に捉われることがあります。それは伊勢神宮に行ったり熊野地方へ行ったり、白山に登ったりしたときでした。ここを魂が覚えているという感覚がしました。心の深いところにじんわりと感動がありました。それは前世の本当の記憶なのかもしれません。そういうことを自覚してから魂で物事を視る、経験を客観的に視るということができるようになったような気がします。

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