この年齢まで生きてくると、自分の「傾向と対策」というものが見えてきます。
分岐点に立った時に自分は「困難な方を選ぶ」「決して逃げない」ということが分かってきました。無意識にしていることなので、自分の性分ということなのでしょうか。臆病だし神経質な部分があるかと思えば大雑把な部分もあるのに、なぜ分岐点に来ると困難な道の方を選ぶのか、困難に直面した時に相手が先に逃げ出せば良しとするのに自分からは決して逃げないのか、自分でもよくわかりません。
結果としてこういう人生になってしまっているので「後悔だけはしたくない」と思っているのかもしれません。その割に後悔することが多いような気もします。
ただ「自助努力」ということは基本的に自分に課しているように思います。自分自身を自分が助けようと思わないのはとてもよくないことだと信じているようです。だから決して「自暴自棄」ということにだけはならないようにしているようです。
他人にも「自助努力」ということを求める傾向はあるようです。それの無い人は見放してしまうことが多いようです。決して自分を自分があきらめてしまうということはあってはならないことだと思っているようです。それは命への冒涜だとでも思っているようです。
逃げていい時は率先して逃げますが、ここは人として逃げてはいけないと判断した時には逃げたくないと覚悟しています。それがここまで生きてきた私の思いのようです。

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