人の身体というのは都合が悪いところがあると必ず警告を発してくれます。それは「痛み」だったり「だるさ」だったり「熱」だったり「肌の異常」だったり「咳」だったり「排泄物の異常」だったり様々です。
病気がわかって後であれがそうだったなぁとそういう兆しに気づくことが多いですが、私のような仕事をしているとお客様のわずかな兆しが見て取れることがあります。そういうわずかな兆しを大切に注意して診て行って本当の病気になる前にケアをしていくことが「未病施療」と言うことなのだろうと思います。
せっかく身体が教えてくれているのにそれを活用しないのはもったいないです。お医者様が健康を維持できるのは自分自身のそういう未病の兆候を豊富な医学知識で的確にかぎ分けているからだろうと思います。
10年指圧というものをしていると触るだけで何となく身体の流れの悪いところがわかるようになります。20年やっていると悪いところの原因になっている部分が何となくわかるようになります。なんでも突き詰めてやっていくとどこかしらの到達点には行きつくものです。
身体の知らせ気づくようにしていきたいものです。

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