健康意識の高い方が非常に多いのが日本人の特徴とも言えますが、ある意味それは医療機関に頼りがちなものになっているとも言えます。
自分の体質や身体のバランスの状態をしっかりと認識しておられる方がどれくらいおられるのか?私のブログを読んでくださっている方はほとんどしっかりとした自分の状態を把握しておられる方だと思いますが、一般の方は健康診断やかかりつけのお医者様に言われたことを守っているくらいかもしれません。
本当は自分の体質が大腸虚なのか膀胱実なのか解っていてほしいし、骨盤や仙腸関節の状態がどういうバランスに偏りがちなのかも知っておいてほしい。何よりもご自身の「氣」の状態がどういうものなのか把握していてほしいと思います。
何故ならそれこそが「未病」の状態での回復を促す手段だからだと思っているからです。そういう私自身も憩室炎という病気で入院してしまいました。
これは原因としては心と身体の状態への認識が甘くなっていたことからなのだと思っています。この病気による「気づかせ」はとても大きく貴重なものでした。より自分の身体や心の状態への認識が深まったと思っています。
死を恐れすぎる高齢者の方がとても多いと母から聞いています。「死」は恐れすぎてはいけないものだろうと思います。必ずだれにでも訪れるものだからです。
しかし、死が訪れるまで「生き切る」という覚悟を持って生きていきたいものです。そのためには自分の身体と心の状態を自分自身でしっかりと認識できるように工夫していきたいものです。

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