ある女性アイドルグループのコピーユニットをしているという女の子が施療を受けに来ました。彼女は同じアイドルグループのコピーユニットを組んでいる男子(?)ユニットの一人からの悪口雑言に悩んでいました。
「気持ち悪い」「踊りが下手すぎる」「早く辞めれば」等々その男性は彼女にだけ悪口雑言を投げつけ、しかも他の人の前では善人のふりをしているので誰に言っても「彼はそんなことしないよ、○○ちゃん何言ってんの・・・」とまるで信じてもらえないらしい。
彼女の守護してくださっている方に聴いてみると「彼は全て自分に対して感じていることを彼女に吐き出しているだけ。彼女を見てそう思っているのではなくて、自分への不安や恐怖を悪口にして彼女にぶつけているのです。可哀想な人です。」との事でした。
彼女にそのことを伝え、彼女の前世が中国人の女性で舞姫として名を馳せていた人だったことを伝えました。その前世は彼女がダンスユニットをしていることを聞く前に視えていたもので相談を受ける前に話していて、その為に前述の相談につながったのですが。
悪口や陰口というのは人に限りなくひどい衝撃を与えるものですが、たいていの場合それは発している自分自身に対してのもののようです。自分が自分に感じていることを他人に対して吐き出すことで精神の安定を図ろうとする自己防衛の一種であるという側面も持っているのかもしれません。
自分に自信を持っている人は他人への悪口や陰口なんか発しませんものね。
悪口や陰口で悩んでいる方、相手の発している言葉には最後に「○○な自分」という言葉が就いているのだと考えてみてはどうでしょうか。

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