周りの人の氣を吸い取ってしまう体質の方が時々おられるということは以前に書いたと思います。
こういう方には私のように「氣の絶対量の少ないタイプ」は近づかないようにしていて苦手と考えていたのですが、こういう方にも「役割」というものがあることがわかりました。
先日視させていただいた方なのですが、江戸時代の新興宗教の教祖をしておられました。この方が「氣を強力に吸い取る力」の持ち主だったのです。江戸時代の人々というのは現代人と違って「実証体質」という体力があり気力もあって身体の中に氣が充満していたような人がほとんどだったようです。
氣が余ってくると身体の表面に「できもの、腫物」という形で現れてきます。これをこの教祖様は治していたわけです。氣を吸い取ってあげることで何日かでできものなどはみるみる無くなって行ったようでした。
若い女性などはこの治療によって見違えるように元気になったわけで信者になっていったわけです。その規模はそんなに多いものでは無くて、50人から100人前後くらいだったようで、その頃の日本には各地にそんな新興宗教が出来ていたようです。
氣を吸い取るという体質もこういう形で人の役に立つのだなぁとびっくりしたものです。

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