外では凄まじい風が吹き荒れています。我が家は鉄筋コンクリート造りなので音だけが響いてきます。
こういう日に思い出すのは近年亡くなった身内の人達のことです。叔母が三人と父が亡くなり、それぞれに身近くお付き合いしていた人達だっただけに感慨深いものがあります。
叔母三人の魂の様子を氣視してみると、それぞれに身近な身内の方のそばに魂のかけらを置いて、後は霊的な世界を信じていなかった魂の性質のままに大きな魂の中に吸収されて行ったように思えます。
父は多少の霊感のあった人なので、今世に相当大きな魂のかけらを残していったようで母や私達兄弟を守っていてくれるのを感じます。現世にいるときは感じられなかった身近にいる感覚を今の方が強く感じます。
大きな強い風が吹くとき、人は失った絆を強く感じるのかもしれません。

6