普段から親しく交流しているわけではないのですが、生涯を通じての友人たちというのがおかげさまで数多くいます。
父も母もあまりそういう友人というものがいない人達だったので、家族の中では私は本当に恵まれていると思います。
大学時代の友人たちは口々に「○○(私のことです)は見た目で面白くなさそうな奴だと思っていたけれど、付き合うと面白いよなぁ。」と言ってくれました。いじめ体験のせいで身に付いた人を寄せ付けない雰囲気はどうしてもぬぐいきれないのですが、それでも何だか面白い人格が中では育っていたようでちょっと話をすると面白い人間だと解ってもらえたようです。
そういう友人たちに育てられて今の自分があると思っています。喩としては変かもしれませんが、私の父の葬儀に高校時代の友人が新聞広告を見て駆けつけてくれました。とても嬉しかった。
それでというのは何なのですが、やはり中学・高校と続いた友人のお母様が亡くなられたとき急いで私も駆けつけました。その友人はとても喜んでくれました。自分が体験した「友情」というものの温かさを彼と共有できました。
私の友人たちは普段は顔も声も届かない場所にいることが多い人達ですが、いつでも心の中にいて私を支えていてくれる人達です。ありがたい、ありがたいといつも心の中で感謝しています。
いつもこのブログを読んでくださっている方達も私にとっては大切な方達です。小さなご縁ですが、私を生かしてくださっている方達だと思っております。ありがとうございます。

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