NHKの番組で「ヒューマン」という特集番組を見ています。人という種がどのように生まれてきたのかということが様々に紹介されていて大変興味深い内容になっています。
番組を見ていて色々と思うことはあるのですが、なかなか今感想としてまとまりにくいものを感じています。人という種が今のような繁栄を得た原因は幾つもあって、多分奇跡のような出来事と必然とも言える進化の妙というようなものもあったのだろうと思います。
前回の放送ではネアンデルタール人という種のことが出てきていましたる肉体的にも優れていて、知能もホモサピエンスとそんなに遜色なかった人達です。それがいつの間にか絶滅してしまった。現代の人達の祖先が「数を増やす」という能力を身に付けていたことが原因でネアンデルタールを圧倒していったということで、それは多数の人が知恵を出し合って最適の手段を見出すという手法を持っていたせいだというような推測が為されていました。
人の数を増やす・・・それは授乳を早めに止めてしまうことで出産時期をコントロールできたせいだということらしいのですが・・・。
何故、人は「離乳」ということを始めたのでしょうか?それが人の数を増やし自分たちを有利に導くということが本能的にわかっていたとでも言うのでしょうか?わからないことが多いです。
人と言う存在の不思議さがますますわかってくるような気がしています。

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