ただいまです。伊勢参り行ってきました。大変貴重な体験をしてきました。
一日目。
伊勢神宮外宮に到着。弟と駐車場で待ち合わせをして、足の悪い母のために衛士控え所で電動の車椅子を借りて、参道を出発。沢山の参詣客に「これは神様おられないな・・・」と予感。雨が心配でしたが、曇り空からはポツリとも降ってこなくて逆に日が陰って心地よい。新緑というか深い草木の香りが漂って、荘厳な雰囲気が漂っていました。人はメチャ多いですが。
ほとんどの宮に参拝を済ませ、御札も購入して内宮へ移動。やはり神様の存在は確認できませんでした。残留思念というか、強い神様が眠っておられた後のようなものは視えましたが・・・。
伊勢神宮内宮に到着。こちらでも電動車椅子を借りて、正宮へ参拝。こちらも大変な人出で神様は深く篭って禊中という感じで、気配だけが感じられる感じでした。
それにしても、こちらは若い人が多い。しかもカップルがはしゃいで参拝している感じが強くて、これでは神様の大きな全体の若い新しい部分の神様の部分しか顕現しないから、深い部分の神様の要するに神髄という部分には触れられないなぁと感じました。
その後ホテルに投宿。夜は松坂牛を食べに行きました。
二日目。
実はこの日が私にとってはメインイベントです。
「瀧原宮」へ行きます。ここは、伊勢神宮の別宮ですが、私の感じる中では伊勢の神々のルーツに近い場所です。本来の伊勢神宮の原型はここで作られたのではないかと思っています。
山の中の鄙びた場所にそれはありました。参詣客はまばらでした。朝の十時頃ですが、参道は薄暗く伊勢神宮と同じような巨木に囲まれていて、宮自体も緑の濃い山々に囲まれた場所になります。
車で近づくだけで霊的な圧迫感を感じました。
ここには電動の車椅子など無いので、持参した手押しの車椅子に母を乗せて弟と交代で押しながら砂利道の参道を行きました。
感動。涙が出そうになりました。宮が四つ併設されていて、お参りする順番が書いてあります。
正宮正面に立つと神様の声が聞こえてきました。「鳥居の左側から入りなさい。宮前に立つまで頭を上げてはいけません。拍手は三回打ちなさい。」細かい指示です。それぞれの宮で鳥居から入る場所、入り方、立つ位置までそれぞれに違って、それぞれに指示が来ました。
ぼわ〜〜んと大きなものに包まれているような、ぷすっぷすっと差されているような鋭い霊気が漂っていました。
何のためにここへ呼ばれたのか?母の口から答えが出てきました。「このお宮を参ってから、とても清らかな清清しい気持ちになったし、身体も洗われたようやわ。」
そう、この地の役割は人の穢れの除去。あらゆる意味での清浄な心と身体を作り直してくれるような場所なのだと感じました。こんな場所は日本に何箇所も無いに違いないと思います。母と弟が話していました。「ここに伊勢の神様たちは皆、避難してきているように思う。」そうかもしれない。
皆さん、できるだけこの場所のことはそっとしておいてください。なるべく秘密にしておいてくださいね。


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