行ってきました。出雲。
何とも、いやはや不思議な旅になりました。
何方に招待されての旅だったのか?実は行く前から教えてくれていたのですが、「少彦名命」様の招待で連れて行かれたようです。
何しろバスのパックツアーだったのですが、旅が早い早い。渋滞など一つも引っかかることなく、スイスイと旅の手順は進み、初日は足立美術館で横山大観作品を堪能。ミュージアムショップで大観作品の扇子を購入(おじん趣味などと言わないように!)
途中の高速道の中で嫌なトンネルが一箇所あった。何かの「呪」が掛かっているトンネルでした。祓いの言葉をつぶやきながら、米子道を抜けて、結界の朱の橋を渡り出雲の地へ入りました。
何か言葉が前後してしまいますが、この旅の間、ずっと出雲の地の空の雲が色んな変化を見せてくれました。彩雲あり、竜巻のような雲あり、羊雲の大集団ありでまるで神様達が空を舞台に大会議を行っているかのようでした。
宿泊地の玉造温泉は少彦名命様が創られた温泉です。この辺りで誰が呼んで下さったのか少しずつ分かってきたのです。何しろ妻も娘も生理が始まっていて温泉に入れないのです。私だけが呼ばれて来た旅なのだよ・・・と神様からの伝言のようでした。無色透明の素晴らしい泉質の温泉に浸かり、美味しい夕食をいただきました。安来節の舞台がありましたが、これも魚の泥鰌を取るしぐさを真似ているのではなく、製鉄のための「土壌」をさらっている仕草が元になっていると聞きました。
そして、二日目 出雲大社へ。
晴天で少し風のある日になりました。(この風に意味がありました。)行って驚いたのが重さ25キロもあるという大きな国旗です。晴れた日の少し風のある日しか飾らないと言われる旗が大きくはためいていました。
相変わらず本殿や仮御殿には神様の存在は感じませんでした。本殿に向かって右の小さめの山が背後にあり、この山に少彦名命の存在を感じました。そして先ほど書いた大きな旗がその山に向かって大きく棚引いているのです。「良く来たね。待っていましたよ。何が起きているのかよく視ていってください。」そう告げられたような気がしました。
向かって左の山・・・青く重く怒っているように感じられる山・・ここに大国主命の存在を感じました。そしてその奥にある大きな山には大山咋神の姿が・・・・。大国主命と大山咋神が私に何を告げたか?それは「秘」するべきことなのでここに書くことはできません。ただ、帰りのバスの車中から視える全ての山が私を追ってくる神々の姿に視えたことだけをお伝えしておきます。
とても大きな何かを与えられてしまって・・・帰ってきた旅でした。これをどうすればいいのか?考えてみようと思っています。


5