私はマヨラーなのですが、つまりマヨネーズが大好き人間です。どれくらい好きかと言うと白い御飯にマヨネーズを絞りかけて食べれるくらいで(滅多にそんなことはしませんが・・・)。
昔々、私の家は貸し本屋をしていて手塚治虫さんの単行本が何冊かあって、その中にマヨネーズのことが描かれてありました。色がついていなかったので、キャベツの千切りの上にクネクネとしたクリーム状のものが絞りかけられて、とても美味しそうに見えたものです。実はその当時私たちの食卓にはマヨネーズという物は登場していなくて、手塚さんのお家はどうもお金持ちの家だったらしいので、一般には出回らないそういう洋風のハイカラ品があったのだろうと後になって考えたものです。
その時の印象が「不思議な謎の美味しそうなもの」として私の幼い頭の中にインプットされたようです。私がマヨラーになってしまったのは、そういう子供の頃の記憶が作用しているのかもしれません。

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