命をもって命を癒す

　お寺さんで霊視をしてみました。流石に日蓮宗のお寺さんです、邪気を持った霊体は全く居られませんでした。何しろ南無妙法蓮華経は最強のお経です。破邪の力は並大抵のものではありません。

　葬られた魂たちが静かに眠っておられました。ただ、少しだけ感じられたのが女性たちの悲しみの念でした。女性たちの愛憎の念が強く漂った記憶が場に残っていました。
　そう言えば愛染明王にしても鬼子母神にしても、女性の悩み苦しみに救いを与える神仏であることから、日蓮宗には女性信者の苦悩を救う道が敷かれていたように思いました。だから「猫のお墓」なんていう女性らしいものが残っていたのかもしれません。
　墓地にあった前田家藩主の側室の方のお墓も本来なら「野田墓地」という藩主専用の墓地があるのに、そこではなくてこのような民間のお寺に葬られていたのも何だか何人も居られたという側室たち女性の悲しさを表しているように思えました。お名前が「美類」という方で２２歳で産後まもなく亡くなられたそうで生まれたお子様もすぐ亡くなられていました。
　でも、きちんと慰められて成仏されていましたから、歴代の住職が菩提を弔ってきた結果だろうと思いました。

　お寺さんで霊視をしてみました。流石に日蓮宗のお寺さんです、邪気を持った霊体は全く居られませんでした。何しろ南無妙法蓮華経は最強のお経です。破邪の力は並大抵のものではありません。

　葬られた魂たちが静かに眠っておられました。ただ、少しだけ感じられたのが女性たちの悲しみの念でした。女性たちの愛憎の念が強く漂った記憶が場に残っていました。
　そう言えば愛染明王にしても鬼子母神にしても、女性の悩み苦しみに救いを与える神仏であることから、日蓮宗には女性信者の苦悩を救う道が敷かれていたように思いました。だから「猫のお墓」なんていう女性らしいものが残っていたのかもしれません。
　墓地にあった前田家藩主の側室の方のお墓も本来なら「野田墓地」という藩主専用の墓地があるのに、そこではなくてこのような民間のお寺に葬られていたのも何だか何人も居られたという側室たち女性の悲しさを表しているように思えました。お名前が「美類」という方で２２歳で産後まもなく亡くなられたそうで生まれたお子様もすぐ亡くなられていました。
　でも、きちんと慰められて成仏されていましたから、歴代の住職が菩提を弔ってきた結果だろうと思いました。