仏縁ということについては、これまでも何度も書いてきたように思います。
それは私の生まれ育った土地が真宗王国と呼ばれるくらいに仏教の根付いた土地だからなのかもしれません。
小さい頃から町内に必ず浄土真宗のお寺さんが一つ以上あって、毎月我が家にもお坊さんがお経さんを上げに来る、幼稚園もお寺さんね御祭りも半分はお寺さん、じいちゃんばぁちゃんの話の中には必ず「ほんこさん(報恩講さん)」というキーワードが入ってくる、各家には立派過ぎるお仏壇が設置されている・・・等々の環境がそうさせているのかもしれません。
大きなお御堂の畳の上でごろんと横になって眠るのが楽しい・・・なんて子供はこういう土地でないと育たないのかもしれません。
仏壇屋さんや仏具屋さんがとても多い土地です。
霊視をしていると私の前世の坊主と共鳴する方が多いのです。どうも仏縁が深い方はすぐにわかってしまいます。後でお聞きするとご親戚にお寺さんがあったり、いつもお寺さんに参っていたりする方が多いようで、「仏縁が深いです。」とお話しすると「そうでしょう・・・」とほっとするようなお顔をされます。
仏と呼ばれる霊体の方達は神霊とは違って人のそばにいてくださいます。寄り添い、励まし、助けてくださることを厭いません。人の中の優しい温かい部分というのは、仏が与え導いてくださっているものなのかもしれないと思ったりします。
キリスト教徒にとっての天使と似た存在なのかもしれません。
私は仏縁が強く根を張ったこの土地に生まれ育ったことを喜びを持って深く感謝しています。

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