愛すべき「ダメな子」という人が時々おられます。優しすぎるというか、共感する力が強すぎるというか、付き合う男の子に引きずられてしまって自分の個性が削られて、相手と同じ思考をするようになってしまう女の子。
霊媒体質というのではないのだけれど、自分というものを強く出すことも出来ずに個性の強い相手に感化されてしまってどこまでも流されていってしまう。そういう自分がダメとは気付いているんだけれど、どうしょうも出来ずにズルズルと生きてしまう。性格的にも少しだらしなくて、優しい心を弱い自分と勘違いして強がって見たりもしてしまう。
私としてはアドバイスが難しい。「猫」に例えてみました。自分中心で、自我というものを強く持って、誰にも束縛されずに生きている動物である「猫」。自分の中に「猫」を住まわせて、自分をきちんと作ってちょっぴりわがままに生きてみることも必要だよ、と伝えてみました。
そうやって自分を作っていかないと、人に人生を支配されてしまいかねないから怖いですよ、と。

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