霊視の場合(私の場合です)、細かい事実、例えば前世の姿の詳しい描写や名前、数字等のデータが伝えられないのはおかしいと考えている人もいるようです。守護霊という方が伝えるメッセージなら、誰も知らないその人の事実もわかるはずだし、何故そういうことがないのか?それは、適当にいい加減な私の想像した作り事なのではないか?と思われる方もいると思います。
確かに江原さんのような霊視能力者は、その当事者しか知らないようなことを相談者に告げられて、相談者を感動させられています。これは、江原さんが憑依体質の霊視能力者だからできる事だと思います。イギリス流の交霊術・降霊術を研究・修練されてきた江原さんならではのものです。
私は憑依体質ではありませんし、普段の生活で霊の姿が見えるわけではありません。私の霊視はあくまで、その人の「氣」の中に含まれている霊的な情報を読み取っているものなのです。
霊的存在が介入してくることは多々ありますが、こういう方達にはルールがあって伝える相手の霊格(魂の修行度合い)によってメッセージの内容の濃度を変えてきます。緊急に伝えないと生命や精神の危機があるような場合には、詳しく当事者しか知らないようなことも伝えてくることもありますが(テレビに出てくるほどの人はそういう場合なのかもしれません)、私の所へ来られる方達の中にそういう方がおられることは滅多にありません。
霊的存在は、あらゆることを見通して行動していますから、私に江原さんのような詳しい情報を伝えることは必要ないと考えているのだと思います。それよりも、自力で解決して魂を成長させるために必要なぎりぎりの情報を与えることを望んでおられるのだろうと思います。
霊格の高い人には謎々のようなメッセージを与えたりします。これを私が誰にでもどんな風にでも解釈できるようなメッセージを勝手に作り上げているのだろうと思われる方がいたとしてもしょうがありません。それは、その人にとってその時が「気付きの時」ではなかったということなのだろうと思います。でも、そんな時でも「日々の感謝」というものの大切さだけは理解してほしいと願って、私はメッセージを伝えていくだけです。

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