彼女の霊視を始めると、道の分岐点のような場所で立ち話をしている神々が視えてきました。
はっきりとは判らないけれど、一柱は「産土の神」、一柱は「氏神」、もう一柱は「守護する神」のように思えました。
彼女は最近鬱(うつ)気味で、どう進んでいいかわからないと感じている人だったのですが、前回の霊視では仏達が救おうとしてくださっている姿が視えて、その事をお伝えしたのですが、今回は神々が彼女の事で相談をしているようでした。
彼らが話していることを聞いて見ると「彼女は今、囲碁で言うと 劫 という状態にいる。どの方向にも進めない状態だ。しかし、道は四方八方に伸びている。どちらにでも進めるのだけれど、どちらにも進めないという場所に来ているのだ。彼女の魂を打開点が至るまで守っていてあげようと思う。どうすれば打開点が早くやってきてくれるか相談していたところだ。」ということでした。
彼女は一人で苦しみ悩んでいると思っているようですが、見えない世界では彼女を救おうと神仏達が懸命の努力をしているようです。ありがたいことだなぁ・・としみじみ思いました。
見えない力は現実世界では何の作用も表しません。それは、人の精神の中にある存在だからですが、現実の世界を本当に動かしているのは「人の精神」「人の魂」なのだと私は思っています。間接的ではあるけれど、人が現実の世界で問題にぶち当たるのは、精神の世界で問題にぶち当たるからなのだと思います。現実の問題を解決するのは、精神の世界で問題を解決するのと同じことなのだと思っています。
一人で生きているのではない。見えない存在が共に居てくれて、私達は生かされているのだと思います。苦しいときも喜びのときも、彼らに感謝の気持ちを忘れないでいることが必要だなと思います。

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