私が高校生くらいの頃にNHKでシリーズが開始されて「シルクロード」ブームが起きたと思います。
高校の同級生のN氏と「いっしょにいつか必ずシルクロードを旅しょうなぁ。」なんて語り合っていたものです。
喜多郎さんの音楽もとても新鮮で良かったんですよね。聞いていると心は砂漠の楼閣に飛んでいたものです。
人の思いの強さって凄いものだなぁと思います。ヨーロッパからアジアの東の果てまで通商のための道が続いていたんですものね。
「絹」という商品が行き交うためだけに出来上がっていった道。
人種と文明が入り混じっていく道。歴史の中に埋没していった道。
最も大きな大陸を横断する道があって、その道の長さや果てしなさに負けない人の思いというものが古代からあったというのは・・・人の凄さというのを感じずにはいられません。

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