昨日のお休みはスクールの生徒さんが名古屋出身で倶利伽羅のお不動さんに行ったことがないというので、家内と三人で倶利伽羅不動尊へお参りに行ってきました。
天気も良く、風が爽やかな日になりました。倶利伽羅不動寺は石川県と富山県の県境の峠の山頂にあるので下界より幾分涼しい感じでした。
本堂に入りお参りをしたあと、生徒さんにご本尊の説明をしていたらお寺の方が来られて「こちらのご本堂の不動明王像は弘法大師・空海様が作られたものとされていて1200年経っています。本堂右手のお堂の明王像はそれより百年古くて1300年経っている物なのですよ。」と説明してくださいました。ご開帳は本堂のものが月に五回、右のお堂のものは三年に一度だそうです。ちなみに私は本堂の秘仏は二度拝ませていただいています。
彼女(生徒さん)は生まれ歳の干支で守り本尊というのが決まっていることを知らなかったようで
ねずみ年・・千手観音
うし年・・・虚空蔵菩薩
とら年・・・虚空蔵菩薩
うさぎ年・・文殊菩薩
たつ年・・・普賢菩薩
へび年・・・普賢菩薩
うま年・・・勢至菩薩
ひつじ年・・大日如来
さる年・・・大日如来
とり年・・・不動明王
いぬ年・・・阿弥陀如来
いのしし年・阿弥陀如来
と、なっています。ちなみに彼女と私は同じとり年生まれなので、不動明王が守り本尊です。家内はねずみ年なので千手観音になります。「お前(家内) は守り本尊の千手観音様の功徳なのかパート先に恵まれるよなぁ・・」「貴女(生徒さん)の守り本尊の不動明王様は破邪の仏様で仏道修行の妨げになる悪い心や悪い霊を退治するお役目があって右手に宝剣、左手に縛るための索をもっていられるのですよ。」などとお話していました。
境内のお店で名物の倶利伽羅蕎麦を頂いて、お土産にお守りやらやっぱり名物の倶利伽羅大福を買って帰りました。彼女も「ずっと、ここにいたいと思うくらい居心地のいい所ですね。」と喜んでくれたので、何だか楽しい休日になりました。

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