施療するときに患者さんと「心」の中身について会話していることに気づくことが良くあります。
視えるビジョンがそのヒントになります。患者さんの心の中に起きた「波」の余韻を読ませていただいている場合があることに最近気づきました。
心の中の世界って本人にどうする事も出来ない部分があるようです。そこを支配しているのは、霊的に言えば守護し指導していられる方たちだし、心理学的に言えば「潜在意識」や「原意識にちかいもの」だったりするようです。
そして、現実界の動きもその心の世界の動きによって左右されることが多いように思われます。身体が心と一体であるのと同じように、「心の世界」は「現実の世界」とシンクロしているのですね。心理学者のユングは「シンクロニシティ(共時性)」とそのことを呼んでいました。
私が患者さんの「氣の情報」から読み取る内容は、その方の気づかれない「心の世界」の情報です。そして、それが知らないうちにその方の現実世界の出来事にも影響を与えているかもしれないということを考えると、相当慎重にしていかなくてはならない事なのかもしれません。
ただ私が心がけているのは・・・というかそうなってしまっているのは、情報の内容が常に「前向き」だという事です。プラス、光、温かい、人の為、明日を作る、仲良く生きる・・そんな事ばかりが情報から読み取れてきます。霊的に守護し指導してくださっている方たちの目線というか考えの基本はこうなのだろうといつのまにか私もわかるようになりました。
今の「生」を精一杯生きることが今の私達の課題なのだろうと思います。その考えを基本にこれからも患者さんたちと心の対話をしていきたいと考えています。

1